昨日の続き
お昼休憩を挟んで、午後の部
5皿目 美山莊 中東さん
「蕪の牛醬焼きと椎茸の旨味焼き」
牛の醬、これがなんともビミョー、麹と合わせて20日間冷蔵庫で寝かされてます。
もう、ドロドロ、茶色の。なんとも、気持ちの悪い感じで。
蕪に塗り焼いてます。味は牛でした。
でも、どうも・・・、
6皿目 魚三楼 荒木さん
「鴨の角煮」
八角が効いてて、中華料理のようでした。鴨も圧力鍋なのでホロホロ。
7皿目 天㐂 石川さん
「南瓜の飲める酢の物」
南瓜が爽やかな一品に。さらりと美味しいスープのようなすのものです。中にはメロンもしのばせて、フルーティー!
8皿目 菊の井 村田さん
「和牛塩釜焼 無花果ソース」
村田さんと、栗栖さん
牛肉がイチジクの葉に包まれ、コンフィにし、塩釜に。イチジクの葉の香りが素晴らしくよく、びっくりしました。
無花果ソースはニンニクや生姜が効いてるので、イチジクの香りはさほど感じません。
とにかく、イチジクの葉の香りがうつった牛肉は美味!
9皿目 木の婦 高橋拓児さん
「松茸茶碗蒸し」
これは普通の松茸の茶碗蒸し、なのですが、うっすらと上にかかってるジュレがくせもの。
日本料理界では、今、「香り」をもっとも重要視していて、このジュレにその秘密が。
とにかく、松茸の香りをいかに長引かせるか、に「ポイントを置き、考えられたジュレ。
まるで薬膳のようにナッツやドライフルーツ類、乾燥野菜類、お茶や木材を煎じたものを少量出汁に入れてます。
なんと不思議!いつまでも口中両脇、鼻に松茸の香りが残ってます。
というように、いつもながら不思議な実験です。
これで、すべて終了!
今回も新しい発見、勉強になりました。
尊敬するI先生ともお会いでき、ホントにうれしかった~
また来年!