昨日は、はとこのMさんと南座でのオペラ「蝶々夫人」を観に行ってきました。
昨年、一緒に顔見世を見に行って以来すっかり南座にはまってます。あの古い建物が、さらに演目を良くしてくれるのです。。
昨日のはまた、変ったオペラで・・・。和風です。
でも、蝶々夫人だから、ピッタリなんです。舞台の半分はオーケストラ、半分が舞台。障子を前後で3枚ほど設えてあり、奥行きが出るようにしています。照明の使い方も素敵。上からは枝垂桜が・・
芸者さんも出演され、これがまたオペラに合うんです。驚き!振り付けはあの井上八千代さん。
ただ、歌手の方も着物を着て、動きが日本舞踊なので、慣れない振り付けで歌うのはさぞ大変だったろうなぁと思います。かなり動きのお稽古をされたのでは・・。
でも、皆さんとてもお上手で、さすがプロは違います。
それにしても、ピンカートン役の方(笛田博昭さん)めちゃくちゃ上手いです。声の伸びが違う。軽々と歌われるのですが、伸びる伸びる!聴き惚れてしまいました。蝶々夫人役のソプラノの方(佐藤路子さん)も上手い!高音はもちろんですが、中音部も伸びがあって素敵。
演出も素敵でした。障子の裏から照明をあて、影絵のように芸者さんの舞が映ります。花道も上手く使われて、狭い空間ですが、ここでなければ現せない演出です。
指揮者は西本智美さん、宝塚の男役の方みたい。素敵でした。何もかもがはじめての体験で、ホント素敵で、感動いたしました。
また、こんなオペラが上演されるといいなぁ・・。
奈良でも県新公会堂の能舞台やお庭で、上演できると素敵でしょうね・・・。
オペラの後はうずら屋京都へ・・・・・