膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

チュニジアの旅 その9

2012-02-29 22:12:57 | Weblog

5日目の昼食はエルジェムの街の近く。

こんなホテルです。なんだか開店休業みたいな感じでした。暖房も全く効いてなく、寒い!コートを着たままの昼食

      

前菜  焼きサラダ。チュニジアの名物料理。

     

パプリカ、ナス等が焼いて、細かく切って冷たく冷ましてあります。塩、ガーリック、オリーブオイルで調味してあるようです。レモン汁も少し入ってたかな??オリーブも入ってました。ツナ、ゆで卵、トマトが添えられています。
美味しいサラダでしたが、寒いので、冷たいサラダでさらに寒い・・。

メインはクスクス

    

真ん中の骨は羊。お肉が周りに少しついてます。あよ、ジャガイモ、ヒヨコマメ、人参。クスクスの量が半端じゃない!半分も食べられませんでした。美味しいんだけど・・・。クスクスにお肉の出汁が浸みこんでいて、うま味たっぷりです。

デザートはみかん1個  持ち帰りました。

レストランから外に出ると、空は真っ暗。怪しい雲がど~んより。なんだかいやな予感。
案の定、バスが出発して間もなく雨が降って来ました。それも、あのゲリラ雨です。もう、どしゃ降り!でも、エルジェムの世界遺産、円形闘技場に到着してしまいました。雨はさらに強く降ります。とにかくバスから降りて、滝のような雨の中、道路は川の様、そこを必死で歩きます。ちょっと待ってくれればいいのに・・。雨がマシになるかもしれないのに・・・・・・
そう思いながら歩くうちに到着。靴はずくずくです。はぁ・・・

でも闘技場は素晴らしい!ローマ時代の円形闘技場では世界で一番保存が良いそうです。
そう言われてみれば、ローマのコロッセオより立派。。

     

闘技場の地下は罪人や奴隷、猛獣の控え室が16室もあります。上の写真のグレーの帯の下です。帯の下両脇に部屋が沢山並んでます。

    

アーチも美しく残っています。

   

一番上の段まで登って見た風景。

  

エルジェムの街。

円形闘技場を外側から見ると

  

とても立派で広いです。

見学が終わる頃にはすっかり雨も小雨に・・。
もう少し待てばよかったのに・・・と思いながらバスに乗り込みました。
靴も、靴の中もずくずく。。。。。

これから、スースの街に向かいます。

スースはチュニジア2番目の都市です。夏のビーチリゾート地でも有名だそうです。
スースに到着したら、観光です。

足が・・・・

 

つづく


チュニジアの旅 その8 のつづき

2012-02-29 16:56:04 | Weblog

5日目は朝はマトマタのベルベル人の家を見学。

その前に、スターウォーズの撮影にも使われたほてるを見学

     

ホテル・シディ・ドリスです。

     

円形に穴が掘ってあり、側面に、カフェや厨房、こんな感じに作ってあります。今も普通に営業されてます。こんな所で泊まったら、昨日の寒さなんて、まだましだと思う・・・・・
なんだか、すごいホテルでした。

その後ベルベル人のご家庭見学。こちらも実際住んでらっしゃるところ。

    

キッチンの棚

    

皆が座るイス

   

羊の皮が敷いてあります。この洞窟の家、冬は冷えなく、夏は涼しいらしいです。

このお家で、チャパティのようなパンと、ミントティーをご馳走になりました。パンが美味。それにしても、どこに行ってもぱんが美味しい。。小麦が違うのかなぁ??

この日はこの後、エルジェムへ。世界遺産の円形闘技場を見学後スースへ。チュニスに次ぐ都市です。

つづく。。


チュニジアの旅 その8

2012-02-29 16:22:11 | Weblog

チュニジアの旅もそろそろ終盤

昼食後、北アフリカ最大の塩湖 ショット・エル・ジョリドを通り、マトマタへ向かいます。
この大塩湖の真ん中に道路が作ってあります。なんと、全長96kmの直線。
この道の両側はずーっとこんな景色です

      

真っ白。塩です。遠くに見えるのは山々。

ところどころに塩の山が作ってあります。中には動物の形をしたものもあって、楽しいです。

     

道路の途中にある休憩所。お土産を売ってます。このショット・エル・ジョリドの塩はここでしか買えないと言う事なので、しっかり1kg購入!重い。。。ちょっと舐めてみましたが、甘味があり、なんとも美味しいお塩。ホントの天日干しなので、なんだか埃やら砂が入ってるような、入ってないような、若干怪しいですが、ここでしか、このホンマモンは買えないので。
このお塩、今月のお教室で皆さんにお配りいたしました。どうでしょう????

お土産屋さん

    

大塩湖を抜けて、マトマタへ。

マトマタはベルベル人の村です。独特な住居に住んでるんです。ホテルのすぐ近くのベルベル人の家。

    

こんな風に大きな穴を掘り、横に住居が伸びています。穴の中からナツメヤシが・・。
今でも、この住居に住んでるベルベル人がいます。

ホテルの周りはこんな感じ。

    

宿泊はこのホテル

   

洞窟風です。(ホテル、その周辺の写真は次の日の出発前に撮った写真です)

お部屋

  

ベッドメイキングが面白い。オリーブの葉っぱで模様が作ってあります。

これは、楽しくていいのですが、ホテルに到着し、それぞれがお部屋に入り、電気、エアコンをつけたとたん、停電!日も暮れていたので、真っ暗!懐中電灯を持っていかなかったので、仕方なく携帯で明り取り。。その後復旧するも、11時ごろまで点いたり、消えたりの繰り返し。
部屋は暖まらず、とにかく寒くて・。おまけにお湯が出なく、お風呂も入れず。ご覧の通り、毛布1枚です。仕方なく、洋服の上にセーターを着て寝ましたが、寒くて、しょっちゅう目が覚めます。ホテルの周りを見れば、贅沢は言えません。。これも、旅の楽しみで、良し!

このホテルでの夕食

お料理は美味!

前菜 小麦粉の皮で卵を挟み揚げてあります。イタリアンパセリがアクセント

   

メイン  鶏肉のグリル、とジャガイモ人参。焼きトマト。
鶏肉はほんの少しカレー風の香り。トマトが美味しい!

    

あと、いつものフランスパン。ミントティー、マクロウド(油で揚げた伝統菓子)

チュニジアの朝食はヨーロッパ風の朝食で、パン、コーヒー、チーズ、ジャム、ヨーグルト。
よくて、茹でたまごつき。私は、家でもこんなメニューなので、美味しくいただきました。
パンもコーヒーも美味しいので、うれしかった!

旅は5日目の朝を迎えました。
とにかく寒かった・・。

まだまだ続く・・・・