館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ロジャー・ケラウェイ・僕の育った音楽Kの仲間達その10。

2010-02-06 07:41:39 | 僕の育った音楽


ロジャー・ケラウェイ

日本では、大騒ぎされるほどの知名度はないように思う。

部分、ビル・エバンスに通じる、ジャズ・ピアニストなのだが・・

まあ、このお方、ジャズに限らず映画音楽やクラシックの作・編曲もこなす才人のようだから、この辺りの器用さが、結構日本のJAZZファンだと、仇になったりするからね。

「アルフィー」・・・この、ロリンズのアルバムの、ケラウェイは、僕の大好きなやつだ。

マイペースでバリバリ吹きまくるアドリブは、流石にロリンズなのだ。んが、それに、サイドメンのケニー・バレルとロジャー・ケラウェイがとてもいい味を出しているのである。ここでの、ケラウェイのピアノは、最良のケラウェイであるように僕は思う、内省的かつ可憐、スケールは大きいが、いやらしさの無い自制・・なのだ!

昔「100 GOLD FINGERS」って、コンサートを銀座で聴いた。

まあ、ベース・ドラムス氏は同じで、10人ものピアニストが、数曲ずつ披露の企画なのだが・・・

そのベース&ドラムス氏、オーソドックスなのね(ヘタな訳じゃない)。つまり、ピアニストとの相性が悪いと、ピアノ氏のみ浮き上がってしまうのな。

ケラウェイ氏・・・・明らかに、彼のノリと、二人がミスマッチ!

何度も、二人を鼓舞するが、その二人・・これまた、マイペース・・・

仕舞には、ケラウェイ・・・全く二人を無視して弾きまくった!
んで、音楽は破綻!!

あれ、面白かったな!

おしゃれなJAZZ・・など、ちょっと聴きたい貴方!如何ですか?ケラウェイ。
コメント (6)
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