これは、1月30日の出来事だ。
29年・29回目の「あかんべ山コンサート」が行なわれる。
その前日の仕込みが始まった。
何も無い・広い、昔学校の体育館であったそこに、カーペットを敷き・衝立をたて、コンサートの「小屋」を作る。
小屋は、田舎芝居の劇場の姿だが、僕らはここに、「アマチュアのフォーク」の想いを形にしているってわけだ。
今年は、準備に携わる人数が多かった・・
ささくれ曰く「不況で仕事が無いので、準備に来れた」だと。
小屋を作る、そして、もはやプロの大きなコンサートにも耐えうる、「音響」のS氏・T氏の血管をつなぐ様な作業が続く。
11時開始・およそ2時間で、やや形になる。入り口・受付・販売ブース・楽屋への通路・楽屋・・・それら1つ1つは、まだまだ長い時間が必要だ。
1時をはるか回って、待望の「仕込み昼飯」が用意された。
沢庵・煮卵は大事。
ゆで卵・キムチ、そしてデザートはりんごな~
仕込み名物「仕込み昼うどん」だ!!
肉団子入りの優れものなのだ。
旨い!
この場合・ビールは無ければならん!
んで、はやばや、お代わり君が続出なのだ。4杯の猛者も出現する。
まったりの休憩も大事・・・・・・
僕は、マーテン000-28に、ワックス・レモンオイル・・・そして弦を張り替えた。
リハーサル開始は4時。
そこまで、またまた、準備が始まった。
隣接の公民館の料理室では、あしたお客さんに振舞う「ジャガイモ」が、1つ1つ洗われ、また、夕飯のカレーなどが仕込まれて行く。
ご飯は1升5合。
公民館のホールでは、受験生がお勉強だ。
29回の長さは、気が付いたら29回・・ってのが、正直な話。
「止めるのはもったいないコンサート」と、毎年終わっての印象が刻まれているのも、正直な話だ。
スタッフ・出演者も、「仲間」と呼ぶにふさわしい、僕などにはもったいない人たちである。皆で、作っていたと、心から言える、人の集合体が、あかんべ山なのかもしれない。
夕闇の気配が近づく頃、スポットが入り、リハーサルが始まった。
4時から、9時まで、長丁場だ。
あかんべ山では新人の「ソウル ジョイ」・ゴスペルのグループで始まった。
昨年復活を果たした(休止はあったが、29回の歴史で、このコンサートの音楽的核の偉大なグループである)ウッドランド・リンギングが、続く。
合間を縫って、「リハーサル夕飯」が盛り上げる。
何年、この「リハーサルカレー」を食べたことだろう。
今年も、旨い。
ワリワリ、館林ロストシティ・ランブラーズも、真剣なリハに突入だ!
謙遜ではなく、俺以外は出来が良い・・・
僕は、フォークソングが歌いたくて29年前、このグループを作った。
やりたい形のフォークソングがあった。
ギターを抱え、歌に込めれば、僕が伝えたい想いが、伝わる気がしたのだ。
そして、この故郷館林を、音楽の・フォークの歌が絶えることの無い「街」にしたかったのだ。
僕だけでは無理だった。かけがえの無いロストが必要だった。そして、ロストと共に、一緒に高めあう「仲間」が必要だった。
その姿は、「あかんべ山コンサート」そのものであった。
コンフント・ロス・クラカケス・・・・・・・・・・南米のフォークが響く。
ロスト・あかんべ山と、同い年の「館林太鼓達和会」の太鼓が響く。
ストリートライブは300回か?
若い「さのっこ」の伸びやかなリハーサルで、前日の日程が終了した。
たかこちゃんは、この日のために「新しいギター」をお披露目せず、大事にしてきたらしい・・・
おじさんも、ちょっと借りて弾いたが、アバウトから「絶対似合わない」「一緒にステージに立たないよ~」とダメだしが出た。
皆の真剣なリハーサルに、「コンサートの成功」の不遜な確信を持った僕であった。
家に帰って、リハのロストの「録音」を聞いた。
何度も聴いた。
ロストを抱きしめた・・・・・・・・・・
29年・29回目の「あかんべ山コンサート」が行なわれる。
その前日の仕込みが始まった。
何も無い・広い、昔学校の体育館であったそこに、カーペットを敷き・衝立をたて、コンサートの「小屋」を作る。
小屋は、田舎芝居の劇場の姿だが、僕らはここに、「アマチュアのフォーク」の想いを形にしているってわけだ。
今年は、準備に携わる人数が多かった・・
ささくれ曰く「不況で仕事が無いので、準備に来れた」だと。
小屋を作る、そして、もはやプロの大きなコンサートにも耐えうる、「音響」のS氏・T氏の血管をつなぐ様な作業が続く。
11時開始・およそ2時間で、やや形になる。入り口・受付・販売ブース・楽屋への通路・楽屋・・・それら1つ1つは、まだまだ長い時間が必要だ。
1時をはるか回って、待望の「仕込み昼飯」が用意された。
沢庵・煮卵は大事。
ゆで卵・キムチ、そしてデザートはりんごな~
仕込み名物「仕込み昼うどん」だ!!
肉団子入りの優れものなのだ。
旨い!
この場合・ビールは無ければならん!
んで、はやばや、お代わり君が続出なのだ。4杯の猛者も出現する。
まったりの休憩も大事・・・・・・
僕は、マーテン000-28に、ワックス・レモンオイル・・・そして弦を張り替えた。
リハーサル開始は4時。
そこまで、またまた、準備が始まった。
隣接の公民館の料理室では、あしたお客さんに振舞う「ジャガイモ」が、1つ1つ洗われ、また、夕飯のカレーなどが仕込まれて行く。
ご飯は1升5合。
公民館のホールでは、受験生がお勉強だ。
29回の長さは、気が付いたら29回・・ってのが、正直な話。
「止めるのはもったいないコンサート」と、毎年終わっての印象が刻まれているのも、正直な話だ。
スタッフ・出演者も、「仲間」と呼ぶにふさわしい、僕などにはもったいない人たちである。皆で、作っていたと、心から言える、人の集合体が、あかんべ山なのかもしれない。
夕闇の気配が近づく頃、スポットが入り、リハーサルが始まった。
4時から、9時まで、長丁場だ。
あかんべ山では新人の「ソウル ジョイ」・ゴスペルのグループで始まった。
昨年復活を果たした(休止はあったが、29回の歴史で、このコンサートの音楽的核の偉大なグループである)ウッドランド・リンギングが、続く。
合間を縫って、「リハーサル夕飯」が盛り上げる。
何年、この「リハーサルカレー」を食べたことだろう。
今年も、旨い。
ワリワリ、館林ロストシティ・ランブラーズも、真剣なリハに突入だ!
謙遜ではなく、俺以外は出来が良い・・・
僕は、フォークソングが歌いたくて29年前、このグループを作った。
やりたい形のフォークソングがあった。
ギターを抱え、歌に込めれば、僕が伝えたい想いが、伝わる気がしたのだ。
そして、この故郷館林を、音楽の・フォークの歌が絶えることの無い「街」にしたかったのだ。
僕だけでは無理だった。かけがえの無いロストが必要だった。そして、ロストと共に、一緒に高めあう「仲間」が必要だった。
その姿は、「あかんべ山コンサート」そのものであった。
コンフント・ロス・クラカケス・・・・・・・・・・南米のフォークが響く。
ロスト・あかんべ山と、同い年の「館林太鼓達和会」の太鼓が響く。
ストリートライブは300回か?
若い「さのっこ」の伸びやかなリハーサルで、前日の日程が終了した。
たかこちゃんは、この日のために「新しいギター」をお披露目せず、大事にしてきたらしい・・・
おじさんも、ちょっと借りて弾いたが、アバウトから「絶対似合わない」「一緒にステージに立たないよ~」とダメだしが出た。
皆の真剣なリハーサルに、「コンサートの成功」の不遜な確信を持った僕であった。
家に帰って、リハのロストの「録音」を聞いた。
何度も聴いた。
ロストを抱きしめた・・・・・・・・・・