館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

2007年最終蔵王!・偉大な先輩方達がご一緒なのだ。

2007-09-19 07:14:50 | 山菜・きのこ・釣り
渓流の解禁の多くは、3月から9月である。
その他の月は、産卵などの保護で禁漁である。
僕の、蔵王は実際は3月から4月末までは、深い雪で釣りにならず、4月末から9月がシーズンである。

最後の・蔵王・だ!

いっぱい、今年も、遊んだ。なごりは尽きないが、最後だ。



今回は、高校の先輩の二人が同行である。
お世話になった、数々に、僕は「先輩ご接待」を心がけたのである。

で、夕方、5時出発(仕事だったのよ)・素泊まり・前祝いの計画である。

途中・小腹のすきを満たすべく、SAで「そば」だった。



宿には9時前に到着。挨拶など済ませ、翌日の朝・昼のおにぎりをもらって、すぐ宴会に突入した!
先輩のK氏は、もう何度の一緒に来ている。釣りも、上手である。
よって、コースのみ「今回は**でどうですか?」(沢の情報と、入り口・出口などの蔵王での知識のみ、僕の出番である)と、打ち合わせれば、OKである。
K氏は野放しでOKなのだ。

そして、今回初めてS氏が参加した。
「1度渓流釣りをしてみたかった」の希望で、初めての渓流に挑むのである。

僕も、もう10年になるかなぁ、ささくれを「初心者」から教えたのが、レクチャーの最後である。

最近・数名から「渓流釣りを教えて欲しい」と要望があって、来年は実現させなければならない。

今回、レクチャーの為の様々な、ケース バイ ケースを思い出し、「教える技」を身につける、格好の場面となったのである。




宴会は爆裂していた。K氏は「ワイン」・S氏は「生酒・4合瓶」僕は、「スパークリングワイン」&「焼酎」を持ち寄った。
すでに、ワインは空だ!

で、S氏に僕の用意した、「装備」を着て貰った。道具やおにぎりなど、何処に入れるかなど、装備の使い方の、チェックである。

いっぱしの、格好である。姿はすでに「釣り師」だ!



その後、又、宴会にシフト・K氏や僕で、渓流の釣り、の講釈が続き、その話しを魚に果てしない時間が過ぎたのだ。

で、また、「今度は。仕掛けの作り方」ってんで、糸の結び方・針のつけ方、餌について、など、事前レクチャーが、間に入ったのである。

写真は、S氏は、仕掛けを(作ったものは、予備となって、活躍なのだ)作っている図である。糸の結び方を、頑張っているのだ!



写真の美しい女性は?

そうなのである、S氏の奥様は、温泉三昧ってんで、今回参加。
翌日、「遠刈田温泉郷」を散策・観光したのである。

焼酎を半分残して、11時過ぎ、宴終了。風呂・就寝であった。



朝4:30起床・露天・5時過ぎには出発であった。
かなり、酒が体に残っている。

もう、秋の風情の山すそであった。
K氏を入渓点に落とし、車で移動。僕らの沢へ向かう。僕らは釣りあがる場所(沢の上流)に車を止め、山を下って、藪を掻き分け、暫く歩いたのだ。



朝陽に輝く沢・最後か!と思うと「名残を惜しみつつ、楽しもう」と力が沸いてきたのである。



竿の入れ方・この時期のポイント・魚のアタリの見分け方など、体で覚えてもらう以外に無い!

S氏は素直な方である。

真剣に、取り組み、入渓後30分くらいで、ついに「岩魚」を取り込んだのである。




沢は、鬱蒼と高い木が乱立する場所もある。そこでは、下草や、低木は少なく、ある意味釣りやすい。
ところが、少し開けた場所では、低木や、蔓植物、棘だらけの木がしげり、ポイントを塞ぐ場所もある。そんな場所は、えさの投入さえ困難と思えるが、その分「人があまり釣ってない」ので、入れば「釣れる」といっても過言ではない。
解禁終盤の魚は、多くの釣り人に出会い(いじめられ)、警戒心だらけである。

場所が困難・これが、ねらい目でもあるのだ。

道無き沢は、また、背丈ほどもある「ササ」で、数十メートルも、行く手を阻むこともある。
大きな・水量のある淵では、遡行は困難となり、脇の傾斜のきつい斜面を登って・降りることを強いられもする。

僕は、困難極める「ポイント」を狙い・比較的狙いやすいポイントはS氏はトライの、遡上が続いた。

あきらめず・最上流にのみ棲む「岩魚」との駆け引きを続けたS氏は、7匹の魚を釣ったのである。




天気に恵まれ、気持ちの良い釣りだった。
秋だ!紅葉の木々・ススキ・花咲く草花が、綺麗だった。



2時間ほど日程を残して、時々つながる携帯(山の上にスキー場があって、携帯の電波が時々目覚めるのである)に、K氏から電話があって、「かなり釣れたので、あがります」とのことだった。

僕らも、満足だったので、終了した。

待ち合わせ場所に移動。

写真・満足のK先輩である。



大きな雲の流れが、続く空だった。



常宿「元気荘」に到着・露天に入って、精算を済ませ・・・・である。

S先輩の奥様は、観光・買い物・そして僕の紹介した「旨いピザ」に満足のご様子であった。

帰り・元気荘では、皆さんが玄関に出て「***さん冬には、こね~のけ」とか「また来年だね~」(ここは、東北弁でお願いします)と名残を惜しんでくれた。

さようなら!蔵王!ザ・オ・ウ!また来るからね~



レクチャー・は上手く行った。

初めてで7匹は立派である。

僕も、初めての人について

1・連れてゆくべき沢の選定。
2・装備。
3・沢の登り方のテンポ。

など、収穫の多い釣りであった。

途中・暮れ行く空には、生まれたての「三日月」が綺麗だった。

写真・ほぼ中央の、白い点(ゴミと間違えないでね)が、ニュームーンである。

コメント (13)
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