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朴市長は「机上でいくら良い政策を作っても切迫した市民生活の問題を解決するには力不足だ。まず江北から市民たちと住みながら、苦楽を共にする。 

2018-07-19 | 大韓民国

ソウル市長、江北区の屋上部屋に「ソウル市長室」作る
登録:2018-07-16 08:37 修正:2018-07-16 12:11



「ソウル市長の力が最も必要な場所に行く」 
三陽洞の「現場市長室」で1カ月間執務・寝食 
近隣の住民会に参加し、江南-江北のバランス発展構想

                    
                    朴元淳ソウル市長=ペク・ソア記者//ハンギョレ新聞社

 朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が、ソウル江北区三陽洞(サンヤムドン)の屋上部屋に「現場市長室」を設置して1カ月間暮らしながら住民の意見を聞き、江南-江北のバランス発展対策を構想する。今月2日の3選就任式で「ソウル市長の力が最も必要な地域に市長室を移したい」と明らかにしたことを実践したものだ。

 15日、ソウル市の話を総合すると、ソウル市自治行政課は最近、朴市長が1カ月間現場市長室を運営する場所としてソウル江北区三陽洞にある9坪の広さの屋上部屋を契約し、朴市長に報告する計画だ。朴市長の決裁が終われば、入居の日取りを決めて市長室を1カ月間移す予定だ。朴市長はここを執務室と宿舎として使用し、近隣住民の集まりを訪問して対話するなど、市民の現場の意見を聞く計画だ。朴市長は週末にもここで滞在する予定だ。必要な場合だけソウル市庁を訪問する。入居時期はソウル市議会臨時会が終わる19日直後の週末か、その次の週の初めになる見通しだ。

 ソウル市が現場市長室に江北区三陽洞を選択した理由は、ここの住居環境が良くなく福祉の需要が大きいため、朴市長が直接住民の意見を聞きながら江南-江北のバランス発展を構想しやすいと考えたためだ。三陽洞は丘陵地域に一戸建てや多世帯住宅、連立住宅(アパート)が多く建てられており、基盤施設が不足している場所として知られている。

 朴市長の現場市長室運営は今回が初めてではない。朴市長は2012年11月、恩平区ニュータウンマンションに600軒以上の売れ残り住宅問題が発生すると、直接このマンションに入居して9日間現場市長室を運営した。すると2カ月後の2013年1月にはすべての売れ残りマンションが分譲された。

                    
                    2012年11月、ソウル恩平ニュータウン分譲相談所の様子=SH公社提供//ハンギョレ新聞社

 これに先立ち、朴市長は2日、3選就任式で現場市長室の運営を再び続けていく計画を明らかにした。朴市長は「机上でいくら良い政策を作っても切迫した市民生活の問題を解決するには力不足だ。まず江北から市民たちと住みながら、苦楽を共にする。現場の通勤はもちろん、地域住民と寝食を共にし、市民の生活をうかがう」と述べた。
キム・ミヒャン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )


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