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抗日戦争勝利70周年:歴史を銘記し、教訓を振り返り、経験を総括し、平和を永遠に保つために。

2015-07-08 | 戦争反対は、国民みんなの願い
抗日戦争勝利70周年、われわれは何を記念するのか
人民網日本語版 2015年07月07日13:10

 今年は中国抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年だ。78年前の今日、日本軍国政府は「七七事変」(盧溝橋事件)を発動し、全面的な対中侵入を開始した。まさにこの日から中国の軍民は奮起して反撃し、8年の長きにおよぶ全面的な抗日戦争を行い、最終的に偉大な勝利を得た。(文:沈丁立・復旦大学国際問題研究院副院長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 抗日戦争勝利70周年にあたる今日、国家の独立と民族の尊厳を守るための中国人民のこの英雄的壮挙をわれわれが盛大に記念するのは、歴史を銘記し、教訓を振り返り、経験を総括し、平和を永遠に保つためだ。

 われわれが抗日戦争の勝利を記念するのは、歴史を銘記するためだ。中国はここ一千年の発展の歴史において、長年世界文明の最前線を歩んでいた。だが19世紀から中国の進歩は徐々に減速し、改革過程は難度も妨げられ、地域と世界の競争の中で次第に落伍したうえ、帝国主義と植民地主義の横行する時代に世界の列強から侵犯され続けた。1930~40年代の日本による対中全面侵入は、百年間にわたる中国の没落と屈辱の最後の一編だ。だがこの最後の一編において、中国人民は中国共産党の指導の下、全国の軍民が共通の敵に対して一致団結して敵愾心を燃やし、この上なく勇敢に戦い、家と国を守る壮麗な物語を綴ったのである。

 われわれが抗日戦争の勝利を記念するのは、教訓を振り返るためだ。貧しさと弱さが積み重なっていたうえ、これほどの不遇と波瀾を経験したために、中国は勝利の貴さを一層理解している。平和はどうやって永続できるのか?結論は明らかであり、自国が強くなることだ。したがって、貧困を脱し、発展を図り、強大な新中国を建設することは、抗日戦争勝利の必然的な延長線上にある。21世紀に入り、国際競争は一層激しくなり、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現は国を挙げての民族の意志となっている。抗日戦争勝利70周年を記念するにあたり、われわれはややゆとりのある社会の全面的な完成を核心的目標とし、全面的な近代化を中国の進歩の時代的追求とする必要がある。中国の安全は国家の富強の上に築かれなければならず、強壮な中国はいかなる侵略勢力も粉々に打ち砕くことができる。

  
  写真は、記事とは関係ありません。

抗日戦争勝利70周年、われわれは何を記念するのか (2)
人民網日本語版 2015年07月07日13:10

 われわれが抗日戦争の勝利を記念するのは、経験を総括するためだ。われわれは国家の安全を特定の大国に託すのではなく、自らの手にしっかりと掌握している。われわれはすでに世界反ファシズム戦争の偉大な勝利を得たが、歴史修正主義思潮が世界のある片隅でなお存在し、猛威を振るってすらいることに強く警戒しなければならない。われわれはかつて戦時中の同盟国と肩を並べて戦ったことを大切にしているが、今や自国のみの利益のために近視眼的になっている超大国があることにため息をついている。前事を忘れず、後事の師とする。われわれが歴史を鑑とするのは恨み、報復するためではない。反対に、中国はかつて敗戦国を寛大に許した。われわれは甚大な民族的犠牲を払った後もなお、かつて戦った国の人々と共に歴史を振り返り、戦後国際秩序を維持することを望んでいる。

 われわれが抗日戦争の勝利を記念するのは、平和を永遠に保つためだ。中国は抗日戦争で軍民数千万人が死傷した。われわれにとっての平和の意義を中国ほど深く理解している国は世界にない。第2次大戦のアジア太平洋の戦場は中国で始まり、中国で終わった。中国抗日戦争は世界反ファシズム戦争を構成する重要な一部であり、第2次大戦の連合国の勝利に大きく貢献した。新中国成立後、特に改革開放以降、世界の東方で台頭する中国はその日増しに広くなる視野と潤沢な国力によって、国際社会の平和・安定に新たな貢献を果たした。各種の地域安全保障体制の構築であれ、国連平和維持活動への積極的な参加であれ、中国の人員と声は国際社会で一層活発化している。

 70年来、中国は大規模な侵入を免れ、国際社会も一層の平和を享受した。人類はすでに世界大戦の教訓を汲み取り、国連という集団安全保障組織を創設した。われわれが今日抗日戦争の勝利を記念するのは、国家の安全を永遠に保ち、世界平和を永続させることを旨としている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2015年7月7日

  
 写真は、記事とは関係ありません。



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