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北朝鮮当局者との初日の協議を終え、記者の質問に答える伊原純一外務省アジア大洋州局長

2014-10-29 | マスコミ報道をそのまま掲載・資料

<日朝協議>北朝鮮、誠意強調 拉致再調査委幹部が勢ぞろい


毎日新聞 10月28日(火)21時44分配信



 【平壌・高橋恵子、北京・西岡省二】

外務省の伊原純一アジア大洋州局長を団長とする政府代表団と、日本人拉致被害者らの再調査を行う北朝鮮の特別調査委員会が28日(日本時間同)、平壌市内で会談した。北朝鮮側は、委員長を務める徐大河(ソ・デハ)国防委員会安全担当参事兼国家安全保衛部副部長ら特別調査委幹部が全員そろい、「誠意ある対応」を国内外にアピールした。しかし、回答の先延ばしを懸念する日本側は責任者の出席を「当然のこと」(菅義偉官房長官)と受け止め、29日の協議で拉致問題を再度提起する方針だ。

【日朝協議初日】日本側、拉致再調査の迅速な報告要求

 初日の協議は同市内の庁舎で午前中2時間半、午後3時間行われた。冒頭で徐氏は、日本国内で政府代表団派遣に異論があったことを指摘し、「(5月の)ストックホルム合意を履行しようとする日本政府の意思の表れとして、(訪朝は)正しい選択だった」と評価した。これに対し伊原氏は、北朝鮮側が拉致被害者の調査を最優先し、結果を早急に報告するよう求めた。

 午後の協議では、拉致被害者分科会責任者の姜成男(カン・ソンナム)国家安全保衛部局長、行方不明者分科会責任者の朴永植(パク・ヨンシク)特別調査委副委員長から、日本側が調査の状況を聴取した。終了後、伊原氏は「わが方の問題意識を明確に伝え、疑問や質問を提起して詳細を問いただした」と記者団に説明した。29日は残留日本人・日本人配偶者、遺骨両分科会との協議や総括会合が予定されている。

 ラヂオプレスによると、残留日本人分科会の責任者を務める李虎林(リ・ホリム)朝鮮赤十字会事務総長を除いて、特別調査委メンバーは北朝鮮の公式報道でもほとんど名前が報じられたことがないという。北朝鮮側が日本の要望に応じて徐氏らを出席させた狙いについて、日朝交渉関係者は「調査を進めていることをアピールするためだ」と指摘した。

 この日、北朝鮮側メンバーの多くは軍服姿だった。徐氏や金明哲(キム・ミョンチョル)特別調査委副委員長の肩章は「少将」を示している。北朝鮮情勢に詳しい関係者によると、徐氏は職歴の大半を保衛部で積み重ね、故金正日(キム・ジョンイル)総書記時代に「体制維持のために多大な功績を上げた」とされる。また、姜氏は一貫して保衛部畑を歩んだ人物。この関係者は「宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使ら外務省幹部よりも正確な情報が出せる」と語る。

 しかし、9月末に中国・瀋陽で行われた外務省局長級協議で、北朝鮮側は拉致被害者や行方不明者の調査について「目撃情報や証言は集まっているが、裏付ける証拠を見つけるのが難しい」と説明しており、大きな姿勢の変化はなかったとみられる。日本側は28日の協議の詳細を記者団に明らかにしていない。

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 北朝鮮の朝鮮通信も日本代表団がピョンヤン入りしたことを報道している。

 일본정부대표단 도착(평양 10월 27일발 조선중앙통신)이하라 즁이찌 외무성 아시아오세안주국 국장을 단장으로 하는 일본정부대표단이 27일 평양에 도착하였다.(끝)

日本政府代表団到着(平壌10月27日発朝鮮中央通信)伊原純一外務省アジア大洋州局長を団長にする日本政府代表団が27日平壌に到着した。(終わり)


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