遺族の訪朝推進へ新団体 北朝鮮の邦人遺骨問題
2012.10.9 20:58 ［北朝鮮］
終戦前後、現在の北朝鮮で死亡した日本人の遺族らが９日、東京都内で会合を開き、墓参を希望する遺族らの訪朝に向けた調整を担う新しい団体「北朝鮮地
域に残る遺骨の収容と墓参を求める遺族の連絡会」（北遺族連絡会）を立ち上げた。
呼び掛けたのは北朝鮮北東部からの引き揚げ者らでつくる民間団体「全国清津会」。８～９月に一部メンバーが訪朝した後、同会以外の遺族らからも問い合
わせが殺到した。このため同会を中心に新団体を設立し、遺族と外務省、北朝鮮側との間に立って、訪朝に向けた調整や、国への渡航費用の支援要請などを行
うことにした。
連絡会には、北朝鮮からの引き揚げ者の同窓会などが参加する見通しだが、人数は未定。今月１８日に都内で第１回総会を開き、集まった遺族らに活動方針
を説明する。（共同）
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