北朝鮮:「張氏、関係改善に意欲」 訪朝の松浪氏が会談
【北京・米村耕一】 (毎日新聞 2012年11月16日)
スポーツ交流で北朝鮮を訪問していた元衆院議員で日本体育大学の松浪健四郎理事長は16日、経由地の北京市内で記者会見し、
北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長が14日に松浪氏ら大学関係者との会談に応じ、日朝関係改善への意欲を示したことを明らかにした。
日朝局長級会談直前のタイミングで、日本側への一定のメッセージである可能性がある。
松浪氏によると、会談で張副委員長は「局長級会談がうまくいき、両国が仲良くなると良い」と述べたという。
また、15日には朝鮮労働党の金永日(キム・ヨンイル)書記(国際担当)とも会い、金書記は「(局長級会談で北朝鮮として)誠意を見せる」と
強調したという。