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外務省からのメールを一部削除し、そのまま掲載しています。参考資料です。

2012-05-13 | 投稿
日中韓投資協定の署名の閣議決定
平成24年5月11日


本11日(金曜日)、我が国政府は、閣議において、「投資の促進、円滑化及び保護に関する日本国政府、大韓民国政府及び中華人民共和国政府の間の協

定」(日中韓投資協定)の署名に関する決定を行いました。


この閣議決定を受け、13日(日曜日)、北京で行われる日中韓サミットの機会に山口壯外務副大臣(枝野幸男経済産業大臣が連署)、朴泰鎬(パク・テホ)

大韓民国外交通商部通商交渉本部長及び陳徳銘(ちん・とくめい)中華人民共和国商務部部長の間で署名が行われる予定です。


(参考)
(1)2007年1月日中韓首脳会議(於フィリピン・セブ)にて、投資協定交渉の開始に合意。
(2)2012年3月までに計13回の交渉会合を開催。3月21日に行われた第13回交渉会合フォローアップ会合(於中国・北京)において実質的に交渉妥結。





外務大臣会見記録(平成24年5月11日(金曜日)
9時55分~ 於:官邸エントランスホール)
日中韓サミット



【TBS 西川記者】今週末から、日中韓サミットが行われます。改めて意義と、それから、日中韓のFTAの交渉の年内開始を共同発表するのではないかという一

部報道があるのですが、その事実関係をお願いします。

【玄葉外務大臣】おっしゃるとおり、まず1つは、投資協定の署名、これは実は意味がかなりありまして、特に一定の技術開示要求、あるいは技術移転要求の

禁止というのは、この間、日本企業をかなり悩ませていた問題なものですから、これが盛り込まれることがまず意味があります。それと、ISDS、これは日本に

韓国、中国の投資を呼び込むこともあるのですけれども、中国や韓国に投資をしている日本企業のために有効であるということで、まず投資協定の署名という

ことに今回の意義があります。

 それと、FTAも年内の交渉入りが決まればいいなというように私(大臣)自身は考えています。この投資協定が先がけとなって、次の段階に進むといいと。

私(大臣)としては、年内交渉入りくらいがちょうど、大局的に見れば良いのではないかというように考えています。

 それと、引き続き北朝鮮の問題等々について緊密に連携をとっていくと、意思疎通をしていくということが大事ではないかというように考えます。

【毎日新聞 横田記者】FTAの年内交渉入りくらいがいいという、その理由というのを教えてください。

【玄葉大臣】これはいつも申し上げておりますけれども、経済連携というのは大きな文脈の中で、それぞれの経済連携がいつのタイミングで交渉に入って、い

つのタイミングで締結されるのがいいのかと。1つの経済連携だけではありませんから、バイもトライラテラルも、つまり二国間も三国間も、更には多国間も

あるわけでありまして、そういう意味で、私(大臣)は日中韓は年内の交渉入りくらいがちょうど良いというように見ています。


日露関係

【朝日新聞 土佐記者】プーチン大統領がG8への参加を見送るということですけれども、この受け止めと、本来であれば、そこで野田首相との首脳会談を目指

していたのですけれども、その影響はあるとお考えでしょうか。

【玄葉大臣】G8にプーチン大統領が欠席されるというのは、承知をしています。ロシアとは、あらゆる分野で協力を進めていく。そして、最大の懸案の北方領

土問題を解決して、平和条約を締結するということでございますけれども、特に最大の懸案にあたっては、首脳間の信頼関係というのが不可欠でありますの

で、やはり何回かにわたって、首脳間で対話をするということが大切だというように思います。そういう意味で、G8の機会がなくなったことは、若干残念な気

もいたしますけれども、ただ、G20とか、さまざまな機会がございますので、そういったところで個人間の、首脳間の信頼関係をしっかり築いていくというこ

とだと思います。これは、本当に1回とかで信頼関係が築けるというものでもございませんし、じっくり話し合える時間がその場であるかないかとかありま

す、私(大臣)自身がこの間ずっと見ていて。ですから、そこはまた次の機会に。また電話でもお話をされたらよいのではないかと思っています。


オスプレイの沖縄配備

【毎日新聞 横田記者】オスプレイの件ですけれども、7月中旬に那覇の米軍基地に配備するという一部報道があるのですが、事実関係を確認したかったの

と、オスプレイについては、モロッコで墜落事故を起こしていますけれども、日本への配備の前に事実関係の説明、どういう原因であったのかという説明が必

要とお考えでしょうか。

【玄葉大臣】やはり地元の方々に説明をする必要があるわけですから、そういったことについて、特に防衛省になると思いますけれども、多分、田中防衛大臣

はパネッタ長官に電話をして、そのあたりを聞いているのではないかと推測いたしますけれども、今、いつどのような形で配備されるかということについて

は、現時点で接受国通報がありませんので、まだ申し上げられませんし、米軍の運用上の問題です。

 ただ、さはさりながら、横田さんが言うように、説明が必要なわけですから、そういったことについて尋ねていくと、データをきちんと出していくというこ

とは、やはり必要なことなのではないでしょうか。


外務大臣会見記録(平成24年5月9日(水曜日)17時20分~ 於:本省会見室)(動画版他のサイトヘ)

冒頭発言

(1)日中韓サミットへの野田総理の出席について

【玄葉外務大臣】野田総理は、諸般の事情が許せば、5月12日(土曜日)から5月14日(月曜日)の日程で中国の北京を訪問し、日中韓サミットなどに出席する

予定でございます。



日中韓サミット

【朝日新聞 東岡記者】冒頭ご紹介のあった日中韓サミットについてお尋ねをします。もともと民主党政権は、東アジア共同体構想を掲げるなどしてアジア重

視の姿勢を打ち出してきました。こうした中で日中韓サミットも民主党政権になってから、3回くらい行われて、今回4回目になると思います。今回のサミット

について、そうした文脈の中でどのように位置づけられるのか、意義について大臣のお考えをお聞かせください。

【玄葉大臣】今の東岡さんの質問は、日中韓サミットの意義ということでありますけれども、大きく分けると3つあると思います。1つは、投資協定を署名する

ということだと思います。2つ目は、日中韓のFTAについて、昨日も申し上げましたけれども、前進を図って、何らかの成果を得たいというように考えていま

す。3つ目は、やはり北朝鮮の問題などで、今までも緊密に連携してまいりましたけれども、さらにその連携を深めていくということではないかというように

思います。

 冒頭おっしゃった東アジア共同体の概念そのものが何を意味するのかということが、率直に申し上げてあろうかというように思いますけれども、いずれにし

ても、言うまでもなくアジアはアジアで非常に大切な地域でございますので、今回の日中韓サミットが成功裡に終えれるように全力を尽くしたいというように

考えております。


日韓関係(慰安婦問題)

【フリーランス 安積氏】慰安婦の碑が建てられているニュージャージー州のパリセイズパークシティについてお伺いいたします。

 これは中央日報が5月の4日に取材日記という、多分コラムだと思うのですけれども、それに記載されている内容ですが、5月1日に日本総領事が市長のところ

に訪問をして、そして、いろいろな投資話にすぐに乗るとか、後は青少年の交流をするとか、あと、さくら通りを造るとか、そういった感じの、まあ言ったら

美味しい話をかなり出してきたらしいです。その後で、だけどあなたのところは慰安婦の碑があるからなというようなことを出して、この市長が激怒して翌日

に記者会見を開いて、こんなことをやられてしまったというようになったという、その記載がありました。

 お聞きしたいのは、こちらの方でいろいろな外国との交渉については、大臣にお聞きしても、交渉の最中については外交のことなのでということで秘匿にさ

れるのですけれども、果たしてこういうような外交が日本外交としてされているのかどうなのか。あまりにもって逆効果であって、あまりうまいものだとは思

わないのですが、そのことについて大臣は認識されているのかどうなのかということと、あと、これが事実ともし違うことでしたら、やはりそのことは外務省

として訂正された方がいいのではないかというように思います。日本人としてこういうような記事を、日本語で書いてあるわけなのですけれども、いつでも読

める状態で非常にショックだったわけですけれども、これについて大臣はいかがお考えでしょうか。

【玄葉大臣】今おっしゃったような経緯は全く承知しておりません。


TPP

【北海道新聞 高橋記者】TPPの関係ですけれども、日本郵政ががん保険への参入を見送る方向とのことですけれども、これが特に米国との交渉でTPPの締結に

追い風になりそうかというのを、大臣のお考えを聞かせてください。

【玄葉大臣】そこは、おそらく朝日新聞のインタビューのことを指しておられるのだろうと思うのですけれども、日本郵政幹部の方のコメントについて、私

(大臣)が更にコメントを加えるというのはどうかなという思いが今あります。言えることは、WTO上の整合性というものをきちんと確保していかなければ、

そもそもいけないということが一つ言えるのではないかというように思います。法案は確保されているものであるというのが私(大臣)の認識であるというこ

とが一つあるということです。それと、確か参議院の付帯決議の中にも、他の民間業者との競争の、いわば対等性、対等な競争ということについての記述が

あったように記憶をしていますので、そういった中で、しっかり我が国としては、WTOとの整合性を確保しているのであるという説明を行っていくということ

に尽きるのではないかと思っております。


米軍再編問題

【毎日新聞 横田記者】夕刊での一部報道ですけれども、沖縄返還の40周年の記念事業として先だて合意された2+2で、土地の返還の一部に入っていた西普天

間地区に癌の治療施設を建設するとか、あと、エネルギー協力分野でも記念事業をやるという報道があったのですけれども、事実関係をお願いします。

【玄葉大臣】ちょっと私(大臣)はそれは聞いておりません。少なくとも、わかりません。西普天間は私(大臣)直接見ましたけれども、実際に使っていな

い住宅、土地でありますので、すぐに返還できるというように考えているのですけれども、その跡地利用そのものについて、具体化しているとは私(大臣)は

現段階では聞いておりません。





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