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「慰安婦」被害者である南朝鮮の李容洙さん(88)と、中国被害者の陳連村さん(90)が参加した。

2016-10-26 | 中国を知ろう
上海の大学に「慰安婦」少女像
南朝鮮と中国の団体が寄贈


日本軍「慰安婦」被害者の苦しみを広く伝える「平和の少女像」が、中国・上海師範大学の構内に設置された。

2体の少女像はそれぞれ朝鮮と中国の民族衣装を身につけており、「韓・中平和の少女像」と名付けられた。昨年にはソウルにも同様の少女像が設置されている。中国に設置されたのは今回が初めて。

22日午前に開かれた除幕式には、南朝鮮と中国の関係者の他、「慰安婦」被害者である南朝鮮の李容洙さん(88)と、中国・海南省の少数民族・黎族であり「慰安婦」被害者の陳連村さん(90)が参加した。

今回の少女像の設置は、南の平和の少女像建立推進委員会と中国系米国人による国際民間団体である世界抗日戦争史保存連合会(GA)が行った。南の平和の少女像作家であるキム・ウンソン、キム・ソンギョンさん夫妻と、中国清華大の潘毅群教授が制作に携わり、費用は京畿道・華城市が市民から寄付金を集めてまかなった。華城市は寄付金を集めて2014年8月には同市の東灘セントラルパーク内に、昨年11月にはカナダ・トロントに少女像を設置している。

平和の少女像が海外に設置されたのは米国(2カ所)、カナダ、オーストラリアに続いて5件目。除幕式終了後、華城市と少女像建立推進委、世界抗日戦争史保存連合会は、世界各地に平和の少女像をさらに建立していくことに関する協約を結んだ。

蔡寅錫・華城市長は「慰安婦被害者の名誉と人権を回復し、人間の尊厳を抹殺する犯罪が繰り返されぬよう、平和を祈念する心を込めた」と述べた。
「慰安婦」博物館もオープン

上海師範大学には「慰安婦」問題の研究機関があり、関連の書籍や写真などを展示する博物館も同日オープンした。

また、「戦争記憶と人類平和」をテーマとした国際学術討論会も22日から1泊2日の日程で開かれ、南朝鮮、中国、米国、オランダ、日本、インドネシアなどの学者200余人が参加した。

参加者たちは、日本政府が第2次世界大戦中に行った侵略戦争の責任を正しく認識し、反省するとともに、被害国と被害者に心から謝罪することを求めた。また、「慰安婦」問題に関連する資料をユネスコ(国連教育科学文化機関)の「記憶遺産」に登録する必要があると強調した。

(朝鮮新報)


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