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「6月は集団免疫達成へと向かう最も大きなヤマ場だ。ワクチンの安全性については政府を信じて、事前予約を積極的に行ってほしい」と述べた。

2021-06-01 | 韓国のコロナ対策

韓国、60~74歳の接種予約率70%に迫る…加速するワクチン接種

登録:2021-05-31 04:17 修正:2021-05-31 08:55
 
高齢者層、1日20万人以上が予約 
政府目標予約率80%到達の可能性 
3日間で136万人が1次接種 
来週からは60歳以上が対象 
アプリ当日予約と予備リストの15万人が接種 
ホテルなどで接種者を対象とした割引イベントも
 
各企業によるコロナワクチン接種者に対する特典が登場している。30日午前、ソウルのある大型サウナに割引特典の案内が貼ってある/聯合ニュース

 65~74歳に対するアストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン接種の開始に伴い、高齢者の予防接種の事前予約率の上昇が以前よりもはやくなっていることが分かった。大規模な接種が可視化されたことで、接種するかを悩んでいた人たちの一部が事前予約を行っていると分析される。ネイバーやカカオトークなどを通じた当日予約で1次接種を受けた人も、ここ3日間で9000人以上にのぼることが分かった。

 30日にコロナ予防接種対応推進団が公開した委託医療機関の接種対象層ごとの予約状況によると、高齢者に対する大規模な接種が始まった27日に事前予約を行った60~74歳は21万7270人だった。翌日の28日には24万2789人が事前予約を行った。

 これは、1日の予約者数が20万人を下回っていた以前とは異なる様相だ。70~74歳は5月6日から、65~69歳は10日から、60~64歳は14日から事前予約が開始されているが、序盤の1週間ほどは新規予約者数が急速に増えていたものの、その後は増加が鈍化していた。そして25日には17万1979人、26日には17万3741人と、20万人以下にまで減っていた。このため、政府が目標としている高齢層の予約率80%に達しないのではないかという懸念が出ていた。30日午前0時現在、60~74歳の事前予約率は68%。

 政府は、6月初めの接種者数が急速に増えたことから、これと共に予約者の増加も再び加速することを期待している。特に27日から65~74歳の接種が始まったのに加え、6月7日からは60~64歳に対する接種も開始されるため、1日の接種者数はさらに増える見通しだ。27~29日の3日間で1次接種を受けた人は136万2876人にのぼる。内訳は27日が65万7192人、28日が54万2227人、土曜日の29日が16万3457人。

 「残余ワクチン」予約サービスへの関心の高まりも、事前予約者の増加とともに接種率を高めるとみられる。特に27日からはネイバーやカカオトークなどでも残余ワクチンの予約受付が始まり、予約競争が激化していることから、残余ワクチン接種に対する社会的関心が高まっている。推進団が公開した委託医療機関の1次接種者の細部状況を見ると、27日から30日までの3日間で、ネイバーやカカオトークなどで当日予約を行い、1次接種を受けた人は9046人に達した。電話などで予備リストに名前を載せてから1次接種を受けた人も14万7914人にのぼった。

 政府による接種インセンティブ付与に加え、民間領域でも接種者に対する各種割引イベントが続々と登場している。今月中旬、ミレニアム・ヒルトンがワクチン接種者とその一行にホテルのビュッフェ価格を半額にするイベントを6月30日まで行うと発表したのに続き、ソウル陽川区(ヤンチョング)のある大型サウナは、6月1日から接種者に対して料金を2000ウォン(約197円)割引するというイベントを打ち出している。キム・ブギョム首相はこの日の中央災害安全対策本部の会議で「日常の回復に向けた足取りは早まっている」とし「6月は集団免疫達成へと向かう最も大きなヤマ場だ。ワクチンの安全性については政府を信じて、事前予約を積極的に行ってほしい」と述べた。

チェ・ハヤン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )


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