輝かしい歴史を持つ朝大に対する誇りを胸に刻み、引き続き民族教育を発展させるための事業を推進していこう。

参加者たちは朝大の明るい未来のために団結していく決意を込めて
「朝鮮大学の歌」を合唱した。

明るい未来のために力を一つに／第5回朝鮮大学校創立60周年記念事業実行委員会
第5回朝鮮大学校創立60周年記念事業実行委員会の参加者たち



第5回朝鮮大学校創立60周年記念事業実行委員会が9日、都内のホテルで行われた。張炳泰学長、朴英植理事長をはじめとする教職員、実行委の洪南基委員長（朝大同窓会会長）をはじめとする実行委員ら約70人が参加した。

15年11月に結成した同実行委は3つの小委員会に分かれて記念事業を進めてきた。昨年には朝大創立60周年を祝して、5月に記念大会、7千人規模の記念大祝祭、11月に記念祝賀宴、国際シンポジウムなどの行事を開催し、募金運動の収益金で教育設備の整備、女子学生の浴室工事や男子学生の寄宿舎のトイレ工事を実施した。今回の会議を境に、同実行委は解散することになる。

あいさつに立った張炳泰学長は、募金運動に協力してくれた実行委、卒業生らに謝意を表し、新学年度に向けて学生数増加に力を注ぎたいと語った。


第5回朝鮮大学校創立60周年記念事業実行委員会

つづいて3つの小委員会による報告がなされた。

実行委の洪南基委員長は、多くの成果が生まれた記念事業は民族教育を守るために各地で奮闘している同胞たちの背中を押すきっかけになったと述べ、輝かしい歴史を持つ朝大に対する誇りを胸に刻み、引き続き民族教育を発展させるための事業を推進していこうと呼びかけた。

その後に行われた宴会では、記念事業に関する映像の上映、実行委や教職員たちの発言、東京朝鮮歌舞団の公演などが行われた。参加者たちは朝大の明るい未来のために団結していく決意を込めて、「朝鮮大学の歌」を合唱した。

（李永徳）朝鮮新報