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トランプ政権は、核兵器の役割を低下させようとしていたオバマ政権の逆をいっており、大変危険な動きをみせています。

2018-08-28 | 日本国憲法を守れ!
日本防衛に核兵器必要ない
オバマ前政権の核政策担当者が証言
米は核削減の手本になるべきだ


 米国の「核の傘」に固執する日本政府の姿勢や米国の核政策について、オバマ政権下で核政策担当大統領補佐官を務めたジョン・ウォルフスタール氏に聞きました。(吉本博美)

 日米両政府の高官の中には「核抑止力は維持すべきだ」と考える人もいますが、私はそうは思いません。米軍には、核兵器がなくても、日本を十分に守れる通常戦力があるからです。

 米国が核兵器を開発した1945年の時点で、同盟国に核抑止力を提供する「拡大抑止」(核の傘)という考えはありませんでした。拡大抑止は選択されるべきものではありません。

 トランプ政権は、核兵器の役割を低下させようとしていたオバマ政権の逆をいっており、大変危険な動きをみせています。まだ具体的な開発プログラムは決まっていませんが、日本のために、退役した核トマホークに代わる、新たな水上発射型巡航ミサイル(SLCM)開発を考えています。広島・長崎の惨状が繰り返されかねません。

 オバマ前大統領は2009年4月、プラハでの演説で「核兵器のない世界」を訴えました。当時、私たちは、米国が核兵器の依存度低下を世界にみせることができたら、他の保有国へのお手本となると考えていました。

 核兵器がもたらした惨状が、私たちの任務の原点です。核兵器は軍事的にも不要で、安全保障を揺るがす根幹にあるものです。


競技には北側から7人、南側から5人の選手が出場した。単一チームは25日にも同200㍍で銅メダルを獲得した。

2018-08-28 | 板門店宣言を歓迎する
〈第18回アジア競技大会〉女子カヌーで単一チームが金メダル

表彰台で優勝を喜ぶ北南単一チーム「コリア」の選手たち(連合ニュース)
12人が心を一つに

北南単一チーム「コリア」が26日、第18回アジア競技大会(8月18日〜9月2日)カヌー・スプリントの女子トラディショナルボート500㍍で、2分24秒788の成績で優勝を果たした。表彰式の国旗掲揚台には統一旗が掲げられ、民謡「アリラン」が響きわたった。

単一チームは25日にも同200㍍で銅メダルを獲得した。

単一チームの優勝は、91年の世界卓球選手権大会(千葉県)、今年7月の国際卓球連盟(ITTF)ワールドツアープラチナ・コリアオープン(南朝鮮の大田)に続いて3回目。また、種目別競技大会ではなく国際的な総合スポーツ大会での優勝は初の快挙となる。

競技には北側から7人、南側から5人の選手が出場した。

この競技は、パドルで水を掻くパドラー10人、太鼓を叩くドラマー1人、舵を取るステアラー1人の計12人が一つのボートに乗って速さを競う競技で、選手たちの呼吸がとても大事とされる。

今大会に先立ち北側選手らは、7月29日から南側へ行って約20日間合同練習をしてきた。

北側のキム・グァンチョル監督が、「南側に行くときには20日間やったからといって大丈夫かと考えていた」と振り返るほど、合同練習の期間は短かった。通常どのチームも1年以上にかけて呼吸を合わせるのが一般的だという。

連合ニュースによると、南の選手たちは「早朝4時から練習に出て、本当に1日を10日のように過ごした」(リ・イェリン選手)、「共に練習した20日という時間は、私にとって1年と同じだった」と振り返った。それくらい猛特訓した。

単一チームはこの日午前の予選から、練習の成果をいかんなく発揮した。2分24秒044を記録し、参戦した11チーム中で圧倒的な1位となった。

決勝戦でも中国を破り歴史的快挙を成し遂げた。

表彰後、選手と関係者たちは「私たちは一つ!」と叫びながら記念撮影を行った。

ドラマーとして活躍した北側のト・ミョンスク選手は、競技後の記者会見で「朝鮮民族の力と知恵をいかんなく世界に見せた。時間は足りなかったがみんなが心を一つにし、幼い年齢ながらも大きな物を手に入れた」と話した。

(朝鮮新報)