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韓国の家族89人とその家族やスタッフらは同日朝、バスで北朝鮮入りし、午後3時から北朝鮮に住む家族との再会を果たしました。

2018-08-21 | 板門店宣言を歓迎する
南北離散家族が再会
首脳会談受け 2年10カ月ぶり


 朝鮮戦争(1950~53年)などで生き別れになった韓国と北朝鮮の離散家族は20日、北朝鮮南東部の金剛山ホテルで再会しました。離散家族再会行事は、4月に行われた南北首脳会談で合意した「板門店宣言」に盛り込まれており、2015年10月以来となります。(栗原千鶴)しんぶん赤旗
抱き合って喜ぶ

 韓国の家族89人とその家族やスタッフらは同日朝、バスで北朝鮮入りし、午後3時から北朝鮮に住む家族との再会を果たしました。

 韓国メディアによると、南北の家族らは抱き合って喜びを分かちあいました。

 朝鮮戦争の際に、夫と息子と生き別れになった92歳のイ・グムソムさんは、息子のリ・サンチョルさん(71)と再会。イさんは、息子の手を握り、夫や孫の写真を見て、孫の名前や年を尋ねるなど、語りあいました。

 韓国統一省によると、7月末時点で、申請、登録されている存命中の離散家族は約5万7000人。このうち6割超が80歳以上です。

 高齢化が進むなかで、今回、子どもに会った人は7人、きょうだいとの再会は20人で、一度もあったことのない親族と会う人が多くを占めるようになりました。時間がないなか、市民からは、再会できる人の数が少ないとの意見も出ています。

 1985年に初めて行われた離散家族再会事業は、これまで20回行われ4677家族が再会しました。

 今回の再会行事は22日まで2泊3日の予定。高齢者が多いことを考慮して、韓国政府は医療関係の職員ら30人あまりを訪朝させました。24~26日にかけては、北朝鮮で選ばれた家族83人が韓国に住む親族らと会う予定です。

朝鮮半島の軍事的緊張緩和や平和定着のための最も基本的な事業で、南北が日常的に意思疎通することが朝米(米朝)の非核化交渉の促進に寄与すると説明。

2018-08-21 | 板門店宣言を歓迎する
南北連絡事務所 対北朝鮮制裁に違反せず=韓国大統領府

2018/08/20 11:57


【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は20日の定例会見で、北朝鮮・開城に設置される南北共同連絡事務所について、「政府は(対北朝鮮)制裁に違反しないと判断している」との立場を明らかにした。

金報道官(資料写真)=(聯合ニュース)

 金報道官は事務所設置に関して、朝鮮半島の軍事的緊張緩和や平和定着のための最も基本的な事業で、南北が日常的に意思疎通することが朝米(米朝)の非核化交渉の促進に寄与すると説明。「制裁を加える理由も非核化を前倒しするためだが、事務所の設置は非核化交渉の促進に寄与するためなので目的は同じ」として、「わが政府代表の活動や便宜のための目的のみに事務所に対する支援が行われ、北に経済的な利益を与えるものではない」と強調した。

 また、事務所の設置は4月27日の南北首脳会談で合意したもので、同会談の合意事項は6月12日の朝米首脳会談にも包括的に継承されていると指摘。「結論的に、事務所について制裁違反とする見方は間違い」と述べた。

kimchiboxs@yna.co.kr