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日中両国が連携・協力して取り組むことの重要性について一致した。

2015-03-20 | 外務省からの直接メール
中華人民共和国
第13回日中安保対話


平成27年3月20日


1.全 般
(1)日時:平成27年3月19日(木曜日)9時30分~14時過ぎ(含 ワーキング・ランチ)

(2)場所:東京(外務省,飯倉公館)

(3)出席者
(日本側)
 外務省:杉山外務審議官,伊原アジア大洋州局長,植野中国・モンゴル第一課長他
 防衛省:鈴木防衛政策局次長,吉田防衛政策局国際政策課長他
(中国側)外交部:劉建超・部長助理他
 国防部:慈国巍・外事弁公室副主任(少将)他
 在京中国大使館:程永華・大使,徐斌・国防武官(少将)他

(4)議題:日本の安全保障・防衛政策,中国の安全保障・国防政策,日中安全保障協力及び日中防衛交流,国際社会と地域の安全保障情勢。
2.議論の概要
(1)日本の安全保障・防衛政策
日本側から,近年,東アジアの安全保障環境が,大きく変動してきている状況について言及しつつ,日本の安全保障・防衛政策について説明を行った。
主として国際協調主義に基づく「積極的平和主義」の下,国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的に貢献するための取組や新しい防衛大綱に基づく防衛力整備の状況等について説明した。さらに,日本が戦後歩んできた平和国家としての歩みは変わらない旨を強調した。

(2)中国の安全保障・国防政策
中国側から,中国の安全保障政策や今後の政策について説明があり,中国は一貫して「平和的発展」の国家発展戦略と防御的国防政策を堅持している旨の説明があった。
これに対し,日本側からは,中国の国防政策や軍事力近代化について透明性の更なる向上を求める旨述べた。

(3)日中安全保障協力及び日中防衛交流
日中双方は,安全保障・防衛分野に直接の対話をより頻繁に開催していくことの必要性について一致し,また,同分野の交流を強化していくことで一致した。さらに,「日中防衛当局間の海空連絡メカニズム」の早期運用開始に努めることを改めて確認した。

(4)国際及び地域の安全保障情勢
日中双方は,PKO,海賊対処国際テロ等のグローバルな課題について,日中両国が連携・協力して取り組むことの重要性について一致した。