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日本と韓国と朝鮮の友好をすすめます・・日朝協会です。アジアと世界情勢を観る。

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日朝協会としては、非常に気になる総理の発言です。

2011-09-12 | 投稿
首相 東アジア共同体「いらない」

 「いま、この時期に東アジア共同体などといった大ビジョンを打ち出す必要はない」


 野田佳彦首相が、10日発売の月刊誌『Voice』(ボイス)に寄稿した論文で、こう主張しています。

 「(外交の)『軸』は、間違いなく日米関係」と強調し、“東アジア共同体はいらない”とする主張は、新政権の基本的な外交方針を内外に鮮明に示すものとなりました。

*  *

 実はこの野田首相の主張、いまに始まったことではありません。

 「日米同盟試練の時」。2008年11月に松下政経塾・政経研究所の「日米次世代会議プロジェクト」が発行した同報告書は、前原誠司氏(現民主党政調会長)らがまとめ、野田氏が賛同者となったもので、両氏とも同塾の出身者です。

 報告書は、「日米が同盟の目的を再確認し、同盟を進化させるために努力し続けなければ、日米の戦略的一体性は失われてしまう」と表明。その上で、「米国側には、『東アジア共同体』は、自らを排除する意図をもった動きとして受け止める向きが強く、中国がそうした長期的展望を持っている可能性も高い」と米国の立場を代弁し、「日本にとって、確実性の高い日米共同体を不確実な東アジア共同体で代替することは、あまりにリスクの高い選択である」と結論づけていました。

*  *

 しかし、前原氏や野田氏の見解はどうであれ、民主党は少なくとも09年の「政権交代」時には違った方針を掲げていました。当時の鳩山由紀夫首相は、「東アジア共同体」構想と“対等な日米同盟”を看板に、自民党との違いを国民にアピールしていました。野田氏の今回の主張は、いまや民主党政権は政権交代時の理念を葬り去り、「日米同盟絶対」という古い自民党政治に完全に回帰したことを意味しています。 (泉)


このような記事が載っています。アジア政策の中でも「日朝平壌宣言」を守って国交回復を願う私たちにとっては、もっと詳しい考えが聞きたいものです。

( 朝鮮新報 2011-09-07 10:56:44 )をそのまま掲載しています。

2011-09-12 | お知らせ・一般資料
朝鮮外務省の研究所が見解 「吸収統一」戦略放棄を


朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省の軍縮・平和研究所スポークスマンは5日に談話を発表し、南朝鮮当局が「吸収統一」戦略を放棄するよう国際社会が影響力

を行使する必要性を強調した。

スポークスマンは、李明博政権発足後、3年あまりの間に北南関係が極度に悪化した根底には、南朝鮮当局の「吸収統一」戦略があり、これまでの対北政策は、

すべて「制度統一論」に基いているとの見解を示した。

そして、南朝鮮当局が北を統一の「もう一方の主体」として見るのではなく、駆逐しなければならない「敵」と規定したことが、北南関係が悪化した原因である

と指摘した。

スポークスマンは、北南対決の本質は、「統一方式の対決」にあるとし、朝鮮の主張する連邦制は、北と南が思想、制度の違いを超えて、共存、共栄を目指す統

一方式であると説明した。また、「吸収統一」は戦争への道であり、連邦制統一は平和への道であると強調した。

スポークスマンは、朝鮮半島の緊張緩和と北南関係改善のためには、南朝鮮当局の「吸収統一」戦略の放棄が必須だとしながら、国際社会がそのために影響力を

行使する必要があると述べた。

( 朝鮮新報 2011-09-07 10:56:44 )