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日本と韓国と朝鮮の友好をすすめます・・日朝協会です。アジアと世界情勢を観る。

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日本政府は、朝鮮だったら抗議するのに、韓国なら同じことをしてもなぜ抗議しないのですか?・・・管理者

2015-09-13 | 韓国中央日報日本語版より
韓国軍「南側公海上での800キロミサイル試験発射を検討」
2015年09月12/中央日報日本語版


ヤン・ビョンヒ合同参謀本部戦力発展部長は11日、「わが軍が現在開発している射程距離800キロの弾道ミサイルを離於島(イオド)南側の公海上に試験発射することを検討中」と明らかにした。この日、合同参謀本部で行われた国政監査でだ。

新政治民主連合の金光珍(キム・グァンジン)議員が「我々に800キロのミサイルを飛ばす空間があるのか」と尋ねると、ヤン部長は「韓国防空識別区域(KADIZ)南側、離於島南側の公海上に発射することを検討している」と答えた。軍がこのミサイルの発射計画を公開したのは今回が初めて。このため軍が北朝鮮全域を射程圏とするミサイルの開発が最終段階にあるのではという見方が出ている。韓米は2012年10月の韓米ミサイル指針改定に基づき、韓国軍の弾道ミサイル射程距離を800キロに延長した。

この発言で波紋が広がると、崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀議長は国政監査の最後に「金光珍議員が800キロのミサイル試験発射に関する質問をし、ヤン・ビョンヒ戦力発展部長が返答したが、800キロミサイルの試験発射計画があると誤解されかねない発言をした」とし「ヤン部長の返答はそのような(発射可能な)空間が存在するという報告であり、試験発射計画ではないので理解してほしい」と強調した。

塩崎恭久厚生労働相が被爆者健康手帳を持つ全ての在外被爆者について、

2015-09-11 | 韓国中央日報日本語版より
日本政府、在外被爆者の医療費全額支給を公式表明
2015年09月11日中央日報日本語版


日本厚生労働省は10日、海外に住む被害者にも医療費を全額支給すると正式に表明した。

共同通信は同日、塩崎恭久厚生労働相が被爆者健康手帳を持つ全ての在外被爆者について、被爆者援護法に基づき、国内の被爆者と同様に医療費全額支給の対象にすることを正式に表明したことを報じた。

日本の最高裁判所は今月8日、韓国人原爆被害者のイ・ホンヒョンさん(69)らが日本に住んでいないという理由で医療費を全額支給しないのは不当だとして大阪府を相手に起こした訴訟で治療費の全額支給を命じる判決を出していた。

会議の準備に韓日中の政府関係者が集まって公開協議を持つのは、開催に合意して以来初めて。

2015-09-09 | 韓国中央日報日本語版より
韓国外交部「韓中日3国首脳会議の準備に着手…15日副局長級会議開催」
2015年09月08日中央日報日本語版]


 韓国外交部は8日、韓日中3国首脳会議の準備に向けた副局長級会議を今月15日にソウルで開催する予定だと明らかにした。
韓日中3国首脳会議開催の準備に向けた副局長級会議が今月15日、ソウルで開催される。

韓国の魯光鎰(ノ・グァンイル)外交部報道官は8日、定例ブリーフィングで「第6次韓中日3国首脳会議の準備に向けた副局長級会議が15日、ソウルの三国協力事務局(TCS)で開催される予定だと明らかにした。

魯報道官は「今回の副局長級会議を通じて韓中日3国首脳会議の開催時期を調整し、3国協力事業の成果などに対して協議する予定」と説明した。

同会議の準備に向けて韓日中の政府関係者が集まって公開協議を持つのは今月2日に韓中首脳会談で両首脳が3国首脳会議の開催に合意して以来、初めてだ。

産経が朴大統領を暗殺する刺客を送るとでも言いたいのかと思わせる書き方である。

2015-09-04 | 韓国中央日報日本語版より
【寄稿】日本の恥、産経新聞の韓国大統領恫喝
2015年09月04日中央日報日本語版


韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が9月3日、中国・北京で行われる抗日戦争勝利70周年記念閲兵式に出席することについて、産経新聞は8月31日、朴大統領を明成皇后(閔妃)に例えるコラムを電子版に掲載し「韓国は朝鮮王朝末期と同じような事大主義外交を繰り広げている」と、韓国側としては決して許容できない妄言を吐いた。

産経は、「朝鮮には朴大統領のような女性の権力者がいた。閔妃の勢力はロシア軍の支援で権力を奪還したが、3カ月後に閔妃は暗殺された」と主張し、まるで朴大統領の身辺が今後、危険になることを望むような記事を載せた。産経が朴大統領を暗殺する刺客を送るとでも言いたいのかと思わせる書き方である。産経新聞の前ソウル支局長に対する韓国での起訴事件で、産経は完全に理性を失った様子と見える。韓国に関して、まるで論説委員がその精神状態を疑わざるを得ないような論評を載せることが多くなっている。数ヶ月前には、韓国はイスラム国と同じ、というこれもまた妄想に取り付かれたような非理性的論評を載せている。加藤前ソウル支局長が有罪にならないように、韓国政府を恫喝している格好だ。

しかし恫喝的な論説が効を奏するとでも考えているのなら、産経新聞は言論機関として失格であろう。これに対して、韓国の与野党は一斉に産経を批判した。与党セヌリ党は「産経新聞の妄言は日本の極右主義の恥ずかしい自画像」と指摘し、新政治民主連合も「朴大統領が中国の戦勝節に出席することを『事大主義』として問題視するのはむしろ、日本の米国に対する事大主義を浮き彫りにするものだ」と批判した。

1895年、日本は朝鮮の王妃を殺害するという暴挙に出たあと、日露戦争を利用して韓国に軍隊を送って侵略した。しかし、産経新聞はこれらの歴史的事実に対して韓国に謝罪する必要はないという立場を貫いてきた。しかし、産経が完全に見落としている点は次のような事実である。

北朝鮮問題を解決するためには中国の協力が絶対に必要であると言うのが、朴大統領のゆるぎない姿勢である。しかし基軸は韓米同盟であることを明確に朴大統領は示してきた。産経新聞は、中国閲兵式参加の公式発表の前に、10月の韓米首脳会談の日程を先ず発表した韓国政府の姿勢を良く見るべきである。また、今回の韓米合同軍事訓練の中心訓練を朴大統領は閲覧した。それは、自身の中国閲兵式参加に関する米国の不安を払拭するためのメッセージであったと見るべきだろう。米国もそれを充分に理解して、朴大統領が訪中すべきではないと米国政府が勧告したという報道などを正式に否定した。日本の報道機関の中では、産経だけが常軌を外れた報道をしている。

北朝鮮が非武装地帯に不法に仕掛けた地雷で韓国兵が重症を追った事件において、約20日間にわたった南北の軍事緊張状態の中で北朝鮮に圧力をかけ、韓国を徹底的に支援したのは、米国や日本ではなく中国だった。産経はそんな事情や背景も知らずに韓国を批判するのではなく、日本政府が中国以上に北朝鮮問題で韓国を支援できないことを紙面を通して悔やむべきではないのか。産経が主張する内容、即ち韓国は日本を捨てて中国に付いたというような観点、それも明成皇后が日本よりもロシアを選んだというような過去の内容に引っ掛けた言い方での妄言、それは完全に間違っている。韓国が北朝鮮問題を解決するために、中国の協力が絶対的に必要だということを見逃している。もちろん日本の協力も必要だろう。しかし産経に聞きたい。今回の南北の緊張状態で日本や米国が北朝鮮を説得できただろうか。これに対する回答は自明であろう。韓国は北朝鮮問題を解決するために米国だけでなく中国が必要である。日本はそれについて来ればいいだけである。日本は邪魔をしなければいいだけである。産経新聞は北朝鮮情勢に対する韓国の戦略が何であるかと言う本質に対する無知から、いい加減な報道をしてはならない。

保坂祐二(世宗大学教授、政治学)

八路軍とは第2次国共合作後、国民党主導の国民革命軍に編入された共産党軍隊だ。

2015-09-03 | 韓国中央日報日本語版より
<中国戦勝節>習近平、八路軍出身の96歳日本人の席に行って抗日勲章
2015年09月03日/中央日報日本語版


中国の習近平国家主席が、抗日戦争70周年を記念する特別な勲章を日本人に授けた。習主席は戦勝節公式行事の最初として2日午前、北京人民大会堂で抗日戦争勝利に寄与した内外国人30人に「中国人民抗日戦争勝利70周年記念章」という名の勲章を授けた。この中に1940年代の中国共産党員らと共に八路軍の一員として同族である日本軍と銃口を向け合い戦った小林寛澄さん(96)が含まれており目を引いた。八路軍とは第2次国共合作後、国民党主導の国民革命軍に編入された共産党軍隊だ。

高校卒業後、日本軍に招集された後に中国大陸に派兵された小林は、青島付近で起こった戦闘で八路軍の捕虜になった。日本で訓練されたとおり自決を試みた彼を八路軍の兵士たちが阻止して生かした。その後、八路軍に従って移動する間に日本軍によって燃やされた村や殺害された住民たちを目撃しながら結局は八路軍の一員に「転向」するに至った。彼は、ほかの日本人たちと共に反戦同盟を設立して対日抗戦に参戦し、日本の崩壊後は国民党に対抗して戦った後、55年に日本に戻った。小林氏が勲章を受けた2日は彼の96回目の誕生日でもあった。

この日の勲章授与式には、習主席だけではなく7人の政治局常務委員が全員参加した。小林氏以外には旧八路軍兵士ら中国人21人と外国人9人が勲章をもらった。

この中には従軍医師として多くの中国兵士を治療したカナダ人医師ノーマン・ベチューン氏の子孫と、南京大虐殺の時に多くの中国人を避難させて「中国版シンドラー」と呼ばれたドイツ人のジョン・ラーベ氏の子孫も含まれた。習主席はこの日、殊勲者を演壇に出させず自身が直接殊勲者の席に訪ねて行って一人ひとり首に勲章をかけて手を取り合いながら丁重に挨拶するなど格別の待遇をした。

一方、習主席は勲章授与式に続き朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談して30カ国余り以上の国家指導者級の外賓らと晩餐レセプションを主宰するなど忙しいスケジュールを送った。

「朴大統領が『抗日戦争および世界反ファシスト戦争勝利70周年』行事への出席を歓迎

2015-09-02 | 韓国中央日報日本語版より
習近平主席「韓中関係、歴代最高の友好関係に発展」
2015年09月02日 中央日報日本語版


中国の習近平国家主席は2日、「きょう、朴槿恵(パク・クネ)大統領と私の協力で韓中関係は歴代最高の友好関係に発展した」と伝えた。

習主席は同日午前、北京人民大会堂で朴大統領と首脳会談を行い、「朴大統領が『抗日戦争および世界反ファシスト戦争勝利70周年』行事への出席を歓迎し、感謝する」と明らかにした。

習主席は「韓中両国は帝国主義の侵略と強占に相対して戦った」としながら「ついに2つの民族は命を賭けて相対して戦い、解放を成し遂げた」と強調した。習主席は引き続き「現在、韓中両国は政治、経済、貿易など多方面で協力関係を維持していて、民間交流も活発に行われている」としながら「朴大統領の支持のおかげで韓中両国は部分的に大きな成果を上げた」と話した。

それとあわせて「その一例として、韓中自由貿易協定(FTA)の妥結と韓国のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の加入などが挙げられる」と説明した。引き続き、習主席は「今後、韓中両国は世界平和発展のために共に努力しなければならない」と強調した。


米国務長官「朴大統領の戦勝節出席、十分に理解する」
2015年09月02日08時23分/中央日報日本語版

尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官とジョン・ケリー米国務長官は先月31日午前(現地時間)、米アラスカ州アンカレッジで行われた会談で、「韓半島(朝鮮半島)の平和・安定のための中国の建設的な役割が重要だ」という認識で一致したと、外交部が明らかにした。

外交部によると、北極圏関係国の外相会議に出席するため訪米中の尹長官はケリー長官との会談で、朴槿恵(パク・クネ)大統領の中国抗日勝利70周年記念行事出席の背景などを説明し、ケリー長官は「朴大統領の行事出席が韓半島全体に及ぼす含意を十分に理解する」と述べたという。

会談では、南北高官接触と8・25共同声明文発表の過程で両国が軍事・外交的に緊密に協調したことに対する評価もあった。ケリー長官は「安保問題で韓米間最上のパートナーシップ(superb partnership)が形成されている。韓国に対する米国の防衛公約は確固たるものだ」と述べた。

米国が主催する今回の会議には10カ国の外相が出席したが、ケリー長官は唯一、尹長官と2国間会談を行った。尹長官はこの後、ハワイ・ホノルルにある太平洋司令部(USPACOM)を訪問し、ハリス司令官らに会った。

韓国の6カ国協議首席代表である黄浚局(ファン・ジュングク)外交部韓半島平和交渉本部長は1日、中国を訪問し、韓中首脳会談の主要テーマである北朝鮮核問題などについて中国政府と議論した。

8・25合意以降南北間で人道的交流次元の接触が初めて再開されるもの。

2015-08-30 | 韓国中央日報日本語版より
来月7日に南北赤十字が板門店で実務接触へ
2015年08月30日/中央日報日本語版


南北の赤十字実務者が9月7日に板門店(パンムンジョム)で離散家族再会について協議する。8・25合意以降南北間で人道的交流次元の接触が初めて再開されるもの。
統一部が29日に明らかにしたところによると、北朝鮮はこの日午後1時に板門店連絡事務所を通じ送った電話通知文で「南側の赤十字実 務接触提案に同意する」という意向を明らかにした。統一部当局者は「(実務接触と関連した)諸般の問題は今後板門店南北連絡事務所を通じ協議を続けていくだろう」と話した。前日に大韓赤十字社は金聖珠(キム・ソンジュ)総裁名義で北朝鮮赤十字社中央委員会のカン・スリン委員長に「秋夕(チュソク)を機に再会を含めた離散家族問題を協議するため南北赤十字実務接触を来月7日に板門店の南側平和の家で行いたい」と提案した。

韓国側の接触提案に北朝鮮側が速やかに応じ、8・25合意以降南北対話の雰囲気がひとまず可視化しているという解釈が出ている。専門家らはようやく作られた対話局面を南北がともに努力し生かさなければならないと指摘する。
特に現状に従っていく形の対応を超え、より高いレベルのアプローチを求める声が大きくなっている。慶南(キョンナム)大学のキム・グ ンシク教授は、「不安な平和ではなく安全な平和に進むために今後南北交渉で平和に向けた大胆で現実的な提案と接近をしなければならない」と話した。高麗(コリョ)大学のチョン・オギム招聘教授も「今回の交渉がうまくいったからと韓半島に平和が来るものではないため、今後状況をどのように管理するかが重要だ」とした。
一方、専門家らの間では8.25合意にもかかわらず、朝鮮労働党創建70周年の10月10日を契機に北朝鮮が体制の優越性を誇示するため長距離ロケット発射や4度目の核実験を行う可能性が慎重に提起されている。合意文第3項に含まれたいわゆる「非正常事態」が早期に現実化することもあるということだ。統一研究院のチャ・ドゥヒョン客員研究委員は、「9月末と10月初めに長距離ロケットによる挑発の可能性があるため韓米が非正常事態の基準に対しあらかじめ合意をしておく必要がある。北朝鮮が状況に合わせた挑発を始めた時にどのように反応するのか緻密に考慮しなければならない」とした。 (中央SUNDAY第442号)

朴大統領はこの日、世宗文化会館で開催された光復(解放)70周年記念式典で演説

2015-08-16 | 韓国中央日報日本語版より
<光復節演説>朴大統領「日本、慰安婦問題を早期に解決するべき」
2015年08月15日11時51分[中央日報日本語版]



朴槿恵(パク・クネ)大統領は15日、「日本政府は歴代内閣の歴史認識を継承すると公言したことを一貫して誠意をもって行動で支え、隣国と国際社会の信頼を得なければいけない」と明らかにした。

朴大統領はこの日、世宗(セジョン)文化会館で開催された光復(解放)70周年記念式典で演説し、「昨日の安倍晋三首相の戦後70周年談話は、我々としては残念な部分も少なくないのが事実」とし「日本の侵略と植民地支配がアジア諸国の国民に多大な損害と苦痛を与えた点と、慰安婦被害者に苦痛を与えたことに対し、謝罪と反省を根幹とした歴代内閣の立場が、今後も揺るがないことを国際社会に明確に示した点に注目する」と述べた。

特に朴大統領は「日本政府が日本軍慰安婦被害者問題を早期に適切に解決することを望む」と強調した。

朴大統領は「我々は約6万人の韓国離散家族名簿を北側に一括で伝達する」とし、年内の離散家族名簿の相互交換を促した。続いて「過去70年間、涙と苦痛の歳月を送っている離散家族の思いを晴らすことにも、北は誠意ある姿勢で臨むべき」とし「親がいない子はいないように、北の指導者も離散の悲しみを解決するという前向きな姿勢で問題に取り組んでいくことを願う」と強調した。さらに「北もこれに参加し、南北離散家族の名簿交換が年内に実現することを望む」とし「南北離散家族が金剛山(クムガンサン)面会所を利用し、いつでも再会の場を持てるよう北の協力を求める」と述べた。

北朝鮮の非武装地帯(DMZ)地雷挑発に関しては、「停戦協定と南北間不可侵合意を正面から違反し、光復70周年を称える民族の念願を踏みにじった」と批判した。朴大統領は「北は我々が繰り返す対話の提案に応じず、平和を破壊し、南北間の統合に逆行している」とし「核開発を続け、サイバー攻撃を敢行し、我々と国際社会の安保を脅かしている」と指摘した。

その一方で「もし北が対話と協力の道に出てくるなら、民生の向上と経済発展の機会をつかむことができるだろう」とし、分断史上初めて対話による平和統一をうたった1972年7・4南北共同声明に言及した。続いて「今でも北には機会が与えられている」とし「北は民族分断の苦痛を深める挑発と核開発を直ちに中断し、軍事的緊張緩和と信頼構築の道に出てこなければいけない」と述べた。

謝罪も反省もなかった。植民地支配と侵略の主体としての日本を述べなかった。

2015-08-15 | 韓国中央日報日本語版より

<戦後70年談話>安倍首相の「不思議な謝罪」


2015年08月15日/中央日報日本語版

安倍晋三首相の直接的な謝罪や反省はなかった。植民地支配と侵略の主体として日本を明示することもなかった。

安倍首相は14日に発表した戦後70年談話で、「わが国は、先の大戦(第2次世界大戦)における行いについて、繰り返し、痛切な反省 と心からのおわびの気持ちを表明してきた」とし「こうした歴代内閣の立場は、今後も揺るぎない」と“過去形・3人称謝罪”をした。1995年の村山富市首 相の戦後50年談話と2005年の小泉純一郎首相の戦後60年談話を継承するという立場を明らかにしたが、自身の考えは表さなかった。村山・小泉談話は 「植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」とし「痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気 持ちを表明する」と明記した。

安倍首相は「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の8割を超えた。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその 先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」と述べた。植民地支配と侵略については「事変、侵略、戦争、いかなる武力の威嚇や行使 も国際紛争を解決する手段としてはもう二度と用いてはならない」とし「植民地支配から永遠に決別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなけれ ばならない」と述べるにとどめた。

また談話は、朝鮮合併につながった日露戦争を美化した。安倍首相は「(日本は)アジアで最初に立憲政治を打ち立て、独立を守り抜いた」とし「日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけた」と延べた。

談話は軍慰安婦問題に直接触れなかったが、戦時の女性被害に言及した。談話は「戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たち がいたことも、忘れてはならない」と明らかにした。また「私たちは、20世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、こ の胸に刻み続ける」とし「21世紀でこそ、女性の人権が傷つけられることのない世紀とするため、世界をリードする」と強調した。在韓日本大使館の関係者は 「慰安婦を取り上げなかったが(この部分は)河野談話を継承するということを明確にした」と説明した。

韓国政府は安倍談話に対して公式的な立場を表さなかった。外交部の当局者は「安倍首相が発表した談話の内容を綿密に検討中」とし 「我々の立場や評価は近いうちに明らかにする」と述べた。当初、政府は安倍談話に村山談話など歴代内閣の歴史認識を継承するという内容が明確に入る場合、 誠意を見せたと評価する計画だった。しかし期待に及ばないため、夜遅くまで対策会議を行っただけで、公式論評は出さなかった。

朴槿恵(パク・クネ)大統領が安倍晋三首相の談話発表を控えて圧力を加えた。

2015-08-12 | 韓国中央日報日本語版より
「日本、歴代内閣の歴史認識継承を」…
朴大統領が安倍談話控え圧力

2015年08月11日[中央日報日本語版]



朴大統領は10日、「数日後には光復節(8月15日)を迎えるが、今年は光復(解放)70周年であり韓日修交50周年」とし「日本政府が歴代内閣の歴史認識を確実に継承するという点を明確にすることで、わが国をはじめとする周辺国との関係を新たに出発させようとする成熟した姿勢を見せることを望む」と述べた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた首席秘書官会議でだ。青瓦台の関係者は「安倍首相の談話発表(14日)を控え、村山・河野談話などに明示された真の反省と謝罪の意を継承することを促した」と説明した。

特に外交部の当局者は「韓日両国間で安倍首相の談話に関するさまざまな意見が行き来している」とし「大統領が歴代内閣の歴史認識を継承するという点を明確にするよう述べたのは、わが政府の立場で一種のガイドラインを示した側面もある」と話した。謝罪などの表現よりも包括的な意味の談話であっても、村山・河野談話を継承するという水準ならよいという意味だ。

朴大統領はこの日、旧日本軍慰安婦被害者であり米国で居住していたパク・ユニョンさんが8日に亡くなったことにも触れた。朴大統領は「故人の生前の不幸だった歴史の傷を治癒できず、名誉と尊厳を回復できず、胸が痛む」とし「生存している被害者は47人に減り、今回解決できなければ解決できる機会は永遠に失うことになるだろう」と述べた。

青瓦台首席秘書官会議では労働改革を具体的に実行するための議論もあったと、出席者が伝えた。

朴大統領は失業給与拡大案を来年の予算に反映するよう指示した。朴大統領は「失業給与の水準と支給期間を拡大するなど、よりいっそう効果的かつ細かな社会セーフティーネットを構築していく」とし「失業給与の拡大、雇用福祉プラスセンターの拡充など、労働改革のための各種支援案が必ず来年の予算に反映されなければいけない」と述べた。また「韓国労働組合総連盟(韓国労総)が労使政委員会に早く復帰し、政労使対話の突破口を開くべきだ」と強調した。朴大統領は「労働改革を推進するためには大企業と高賃金の正規職が少しずつ譲歩と妥協の精神を発揮する必要がある」とし「投資余力がある大企業から社会的責任感を持ち、青年の採用を拡大していけば、雇用と成長の好循環構造を作り出すことができるだろう」と述べた。続いて「内閣と首席室は労働改革を含む4大部門改革を必ず成し遂げるという覚悟で改革の速度を高めることを望む」と訴えた。

朴大統領はこの日、会議を始める前、「下半期は同じ1年でも時間が速く過ぎていく感じがしないだろうか。寸時を惜しむ精神で下半期を送ってこそ、多くのことができるだろう」と述べ、雰囲気を引き締めた。

金第1書記は昨年親書で「良い季節に北に来られ休息をお取りなさい」のメッセージを伝えていた。

2015-08-10 | 韓国中央日報日本語版より
金大中元大統領夫人、金正恩氏と会わずに帰国
2015年08月09日[中央日報日本語版]


金大中(キム・デジュン)元大統領夫人の李姫鎬(イ・ヒホ)氏が北朝鮮訪問日程を終え8日に金浦(キンポ)空港で入国手続きを終えた。金正恩(キム・ジョンウン)第1書記との会談は不発に終わったことが確認された。

金第1書記は李氏が2011年の金正日(キム・ジョンイル)総書記死去時に弔問に訪れたことに対する謝意を示し、昨年親書を送って李氏を北朝鮮に招いた。これを受け李氏は18人の北朝鮮訪問団を設け、自費で格安航空会社のイースター航空のチャーター機で西海(ソヘ、黄海)直行ルートを利用し5日に北朝鮮を訪問した。

93歳の李氏を金第1書記が直接招請したのに会わないことをめぐってはさまざまな解釈が出ている。北朝鮮の体制の特性からサプライズで会談が実現する可能性も提起されたが結局会談は実現しなかった。金第1書記は昨年親書で「良い季節に北に来られ休息をお取りなさい」という要旨のメッセージを伝えていた。

5日に平壌(ピョンヤン)の順安(スンアン)空港に到着した李氏を出迎えたのはアジア太平洋平和委員会のメン・ギョンイル副委員長で、相対的に職位が低い点から北朝鮮の歓待レベルは高くないとの分析が出された。

李氏は北朝鮮訪問初日には婦人科病院の平壌産院と養老院を視察し、2日目には孤児院の平壌愛育院などを訪問した後、平壌から車で北に2時間ほどの距離にある名勝地の妙香山(ミョヒャンサン)に向かった。妙香山で2泊して李氏は国際親善博覧館と有名な寺である普賢寺(ポヒョンサ)を訪問した。妙香山は金第1書記が昨年夏休み過ごした所で、金第1書記がここを訪れ李氏と会う可能性も提起された。しかし結局実現しなかった。

統一部は何度も「李氏は個人の資格で北朝鮮を訪問するもので、韓国政府のメッセージを伝えることは検討していない」と釘を刺した。光復(解放)70周年で分断70周年である15日を控えて行われた李氏の北朝鮮訪問を韓国政府が活用できなかったという指摘も一部で提起された。ある北朝鮮専門家は「李氏があえてこのタイミングで北朝鮮を訪問しなければならないのかに対する懐疑的な見方もある。韓国政府もやはり李氏訪朝というカードに意図的に消極的にアプローチしたとみられる」と分析した。

旧日本軍の看護婦になればたくさん稼げるという誘惑にだまされて韓国人女性6人とともに!

2015-08-09 | 韓国中央日報日本語版より
慰安婦被害者のパク・ユニョンさんが死去、生存者47人に
2015年08月09日[中央日報日本語版]



米国在住の旧日本軍慰安婦被害者のパク・ユニョンさんが韓国時間8日午前3時25分ごろに死去した。享年93。これで韓国政府に登録された慰安婦被害者283人のうち生存者は47人に減った。女性家族部がこの日明らかにしたところによると、パクさんは肺と心臓に水がたまる症状を見せるなど健康が良くなく、長く病院で入院治療を受けていた。今年に入ってからも4回にわたり救急室に入院し危険な峠を越えてきた。死去直前まで2週間にわたり息子の家で最後の時間を過ごした。1993年8月に旧日本軍慰安婦被害者に登録されたパクさんは19歳だった1941年に友達とともに釜山(プサン)に遊びに行き悲劇の運命を迎えた。旧日本軍の看護婦になればたくさん稼げるという誘惑にだまされて韓国人女性6人とともに関東やシンガポールなどで慰安婦生活を強要された。日本敗戦後の1945年に故国に戻り、釜山と京畿道坡州(キョンギド・パジュ)などで山菜を売り生計を維持した。2007年に米アリゾナ州に居住地を移し養子夫婦とともに生活してきた。

崔然恵(チェ・ヨンヘ)コレイル社長は「南北鉄道の連結は統一の試金石」と述べた。

2015-08-02 | 韓国中央日報日本語版より
「北に韓国の鉄道を…韓半島の鉄道主権を守る」
2015年08月01日/中央日報日本語版




「新しい時代には『大陸鉄道』というトピックを避けることができない。その点で韓国は大陸鉄道網の唯一のミッシングリンク(missing link=失われた輪)だ」。

崔然恵(チェ・ヨンヘ)コレイル(韓国鉄道公社)社長(59)は中央日報のインタビューで、「北は中国・ロシアと鉄道がつながっているだけに、韓国も北と鉄道を連結し、大陸鉄道網とつながらなければいけない」とし、このように述べた。

崔社長は先月30日、「ユーラシア親善特急」の最後の区間であるポーランドのワルシャワから独ベルリンまでの列車に乗った。インタビューはこの日午後、3.3平方メートルほどの客室内で行われた。

「分断前は韓国から列車に乗れば大陸に行けたが、鉄道が途切れて時間が経過し、この道はすべて忘れられた。北の鉄道区間さえつながれば、単なる道の連結以上の無限の可能性が広がる…」。

崔社長は南北鉄道の連結を「統一の試金石」と表現した。統一前の西ドイツと東ドイツも鉄道を通じて持続的に交流し、こうした交流が統一の土台になったという説明だ。崔社長は独マンハイム大学留学中にベルリンの壁崩壊(1989)とドイツ統一(1990)を経験した。崔社長は「北に韓国の鉄道を一度敷設すれば、維持・補修のためにも持続的な協力が必要となるため、関係が続く可能性がある」とも述べた。

こうした意味で崔社長はインタビューで何度も「鉄道主権」という言葉を使った。北朝鮮に中国やロシアなどの資本で鉄道が敷設されれば統一後にも技術従属などの問題が発生する可能性がある、という説明だ。

崔社長は「鉄道には通関・運営・技術などあらゆる分野がすべて含まれるが、一度主導権を逃せば数十年間にわたり他国のシステムに依存するしかない」とし「意思決定過程で韓国が主導権を握らなければいけない」と話した。

政府は光復(解放)70周年を迎え、京元(キョンウォン)線南側区間(白馬高地駅-軍事分界線)11.7キロの復元工事を準備している。第1段階で白馬高地駅-月井里駅(9.3キロ)をつなぎ、北朝鮮と協議が必要な残り2.4キロは後に連結する。崔社長は「北まで鉄道を運行できないからといって準備をしなければ、より多くの試行錯誤があるかもしれない」とし、徹底的な準備を強調した。

◆親善特急19泊20日、1万4400キロ旅程終える

19泊20日の日程で走ったユーラシア親善特急は31日、独ベルリンに到着した。参加者はドイツ統一現場ベルリンの6月17日通りからブランデンブルク門まで2キロを行進した。ブランデンブルクではピアニストのベク・コンウ氏、ソプラノのチョ・スミ氏、金徳洙(キム・ドクス)サムルノリなどが参加した閉幕公演が行われた。閉幕公演団は「光復(解放)70年、分断70年」という意味で韓国とドイツの演奏者70人で構成された。

金理事は「現在まで金正恩第1書記に伝えるメッセージを韓国政府から受け取ったことはない」と話した。

2015-07-27 | 韓国中央日報日本語版より
金大中氏夫人の李姫鎬氏、韓国の飛行機で来月5日に訪朝
2015年07月26日11時12分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]



金大中(キム・デジュン)元大統領夫人の李姫鎬(イ・ヒホ)氏が来月5日の訪朝時に韓国の航空会社を利用する。李氏の北朝鮮訪問を推進している金大中平和センターの金聖在(キム・ソンジェ)理事(元文化部長官)は24日、「韓国の航空機をチャーターして北朝鮮を訪問する予定」と明らかにした。金理事は「現在韓国政府から支援と関連した通知は受けていない。政府の支援がなくても独自に財源を調達して航空機を借りる計画」と話した。李氏がどの航空会社を利用するかはまだ決まっていない。

これと関連して、統一部のチョン・ジュンヒ報道官は定例会見で「支援問題は独自に解決する方向で推進しているものと承知している」と話した。

当初北朝鮮側は6日の実務接触で李氏に航空機による訪朝を提案し、北朝鮮の高麗航空の旅客機を提供する意向を明らかにした。だが、平和センター側は韓国側の航空機を利用することで結論を出した。平和センターは現在北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会と北朝鮮訪問に関連した大詰めの作業をしている。今週中に細部日程などを確定し公開する計画だ。金理事は「現在まで金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に伝えるメッセージを韓国政府から受け取ったことはない」と話した。

日本は独島が日本の領土のように記述しており、それが韓日間の軍事協力に相当な支障を招いている

2015-07-22 | 韓国中央日報日本語版より
韓国国防部「日本の船舶、承認なく独島に進入できない」
2015年07月21日中央日報日本語版

韓国国防部は、日本政府がことしの防衛白書に独島(ドクト、日本名・竹島)は自国の領土だとする一方的な主張を入れたことに関し、「韓国の承認なく日本の船舶や軍事力などが独島に進入することはできない」と明らかにした。

キム・ミンソク国防部報道官は21日、定例ブリーフィングで「独島は大韓民国の領土」とし「日本のいかなる船舶も、特に軍事力は大韓民国の承認なく独島に進入することはできない」と述べた。大韓民国の領域における日本の集団的自衛権行使に関する質問に対しても「我々の領域は我々の主権が厳然と適用されている場所」としながら「大韓民国の承認、許可を受けなければならない」と答えた。

キム報道官はまた「今までも日本は独島が日本の領土のように記述しており、それが韓日間の軍事協力に相当な支障を招いている」とし「今後も日本がそのような主張を続けるなら、(韓日間の軍事協力に)悪影響を及ぼしうる」と説明した。

国防部は同日、韓日物品役務相互提供協定(ACSA)と情報保護協定締結のための協議も全く進めていないと明らかにした。