羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

今日は、ほっと!

2007年06月17日 19時51分15秒 | Weblog
 今日はほっとした。
 昨日のみなさまには申し訳ないが、今日の日曜日クラスは、よいほうの5本の指に入るレッスンになった。
 レッスンは生きもの。その日の流れによって、上手くいくときとそうでないときがある。

 昨日と同じテーマは止めておこう、と思いつつ自宅を出た。
 電車に乗り、新宿駅改札を出て、地下道を歩き、欅が緑を濃くしているビル街に出たときには、気分が高まっていた。
「昨日のテーマを、違ったニュアンスで提示してみよう」
 新しい情報も入っていたし、同じ過ちは起こさないようにと、下腹に力をこめて住友ビルのエレベーターに乗り込んだ。

 講師控え室で、ときどき顔を合わせている先生と「年金問題」について雑談し、そのあとにロビーに出た。すでに二人の方がいらっしゃっていて、「グレングールド」について語り合った。
 こうした雑談は頭のトレーニングになる。レッスンの前に、エンジンがかかってくれてスムーズな走りができるのだ。
 
 このところ姿勢の問題をテーマにしているが、だいぶ見えてくるものが、明確になってきた。野口三千三先生がじかに自然に貞く・じかにからだに貞く、つまり「自然直伝」とおしゃったいちばんの基本が捉えられたように思っている。

 何かがわかるということは、時間がかかる。
 生きているうちに、もう少しわかりたいものだ。

 いずれにしても日々新たに経験を積み重ねている実感が得られることは、ありがたいことである。
コメント (2)
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