羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

雨の日

2007年06月10日 14時25分17秒 | Weblog
 「雨が降る」と先週の木曜日から、ずっと予報が出ていた。
 毎日、しっかりした傘をもって出かけていたが、一度も使うことなく過ごしていた。
 天気予報をこれほど気にかけるようになったのは、父の盆栽を引き受けてからだ。雨が降るとなれば、盆栽の水遣りは控える。ところが天気予報を信じきっていると、土が乾ききってしまうことも何度かあった。
 野口先生は、雨が降っても水遣りをするとおっしゃっていた。事実、そうなさっておられた。植物には、水は欠かせない。
 土がカラカラに乾ききった鉢に、干からびた植物がそのまま放置されている姿をみると、悲しくなってしまう。野口先生は、烈火のごとく怒り、今にもその家に入っていきそうな気配のときもあった。今となっては懐かしい思い出になってしまったが。

 私の場合、そこまでは怒り心頭ではないにしても、見るに耐えない心境にはまってしまう。
 太陽と水と風さえあれば植物は、とりあえず安泰である。

 4日目にして東京はまとまった雨となった。
 昨年は高温と長雨で、毛虫が9月過ぎまで多く発生していた。
 松、くちなし、椿、花梨、それらの葉がずいぶんと食べられてしまった。
 今年はまだ少ない。これからかもしれない。

 そんなわけで、今日は外に出ることを控えて、原稿書きに時間を費やした。
 少年写真新聞社の「保健ニュース」の最終号を書き上げて、あとは締切日ちかくなったら、最後の推敲をすることになる。
 そうそう、毎回、写真をお願いしている佐治嘉隆さんに添付ファイルでメールしなくちゃ!

 雨は上がったようだ。
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