羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

(○○し)ながら音楽?! 悩むなぁ~、私。

2007年06月22日 19時47分36秒 | Weblog
「ウム。。。。、ふ~ん」
「やっぱり。。。。。。」
 耳を澄まして、「千の風にになって」を聴く。アメリカ人女性のソプラノで原曲らしい。

「いい音が鳴っている。こんなに小さいのに。。。。。。。。」
 しかし、私の頭の左寄りから音が聞こえてくるのだ。
 ヘッドフォーンをとって、係りの男性にたずねる。
「左右の音量調節はついていません」
 突発性難聴の耳は右側が不自由なので、ステレオの中心音位置が、左によってしまう。そのずれはわずかだが気にかかる。

「音質調節はどうするのですか」
 ヒップポップ・クラシック・ジャズ……
「ピアノはあるのね。ヴァイオリンは?」
「ないかもしれませんね」
 昔のステレオやソニーのラジカセは、音質をそのとき聞くものによって変化させ、自分で音を作ることが出来た。レバーが5つくらいついていたから。
 低音を上げてみたい、いやいや高音を目いっぱいに……、音楽ジャンルや楽器、もちろん歌でも音質を自由に変えられたのだった。

 世の中、ソニー神話が崩れ出す前から、お仕着せの音質調整に変わっていった。
 たとえばヤマハの電子ピアノなど、室内楽の音・コンサートホールの音・スタンダードなピアノの音・チェンバロの音という風に、決められた範囲の中で音質を変えることになった。
 それと同じでiPodも音質設定をすることは可能だ。しかし、お仕着せの範囲だ。つまりアナログの世界ではない。

 実は、本日、所用を済ませた足で、「Apple Store,Ginza」に立ち寄った。
 なかなかいい音が鳴ることは理解できた。
 いじっているうちに操作はすぐのみこめた。
 ポッドキャストで設定してあったCNNのニュースを聞くことが出来た。
 写真だってスライドショーで見たのだ。
 
 一人楽しんでいると
「こちらには、スピーカーもございます」
 自宅でスピーカーから音楽を聞くものまで取り揃えてあったからオドロキ。

 それからMacを使って、リモコンで音楽をダウンロードする方法も教えてもらった。
 20インチくらいありそうなデスクトップの映像は、実に美しかったなぁ~。

 思いかえせば、SPレコードの最後?からLPレコードへ。LP時代はたっぷり音楽を聴いた。音楽がない人生なんて考えられなかった。それはステレオ隆盛時代である。
 それからカセットテープとCDの時代だ。この時代はLPに比べたら短かった。

 そして2007年6月23日現在、MacのコンピューターとiPodのカタログをもらってStoreを出て、地下鉄に乗り込んだ。
「新しい音世界に移っていくのだったら、いろいろを変えないといけないようだわ」
 まず、ごちゃごちゃしたパソコン環境からさっぱりと美しくしなければならない。
 しかし、音楽の聞き方がまたく変わってしまった21世紀なのである。
 で、やっぱり私の関心は、ポッドキャストだった。
 音に関しては、あのバンク&オルフセンといったかしらサジさん。
 北欧の音響メーカーの音のオドロキは、今でも忘れられない!
「比較しちゃいけない」と思いつつもダメなのよね。
「頭、堅いヨッ」自分で言っている。
 
「私って古い人間なのかなぁ~!(○○し)ながら音楽は、慣れないといけませんわーー」ついつい語尾を伸ばしてしまう。

 ステレオ時代のイメージが強すぎるようだ。
 でも、自動車内で聞くのは別なのよね。

 というわけで、iPodはもう少し時間をかけようと思いつつ帰宅。 
コメント (2)
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