羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

ポッド・キャストとiPodと教育現場

2007年06月15日 19時37分01秒 | Weblog
 時代は変わっていく。それもものすごいスピードで。
 たとえば「iPodと教育の融合」がすでに始まっている話。

 アメリカで「ポッド・ファーザー」の異名をもつ大学教授は、スペイン旅行に行った学生が自分の講義を聞きながら(iPodを使って)マドリッドのプラード美術館を歩き回れように、数時間分の情報を詰め込んだ音源を制作しているのだそうだ。 他にも心理学の教授が講義でいちばん質問の多かった項目について答えるポッド・キャストを配信しているという。

 つまり大学の講義を配信することで、学生に履修させていくことが可能らしい。
「ポッド・キャスト」なんて今までに耳にしたことはない。
 しかし、確実にアメリカの教育現場に浸透して、早晩、日本の大学でも導入されることはまちがいなさそうだ。

 インターネットとiPodの融合、ブログとiPodの融合、そして教育とiPodの融合が、すでに現実のものとして、存在しているのが「現代」なのである。
 在るものは在るわけだ。どんなに文句を言っても、もうはじまってしまった。
 
 人類は現代における新しい「バベルの塔」を、インターネット上の仮想空間に建て始めてしまったのか?
 あるいは、人類は新しい翼を得て、時空を軽々超えてしまっていいのだろうか、という問いはナンセンスなのだろうか?

 iPodなるものが、どのようなものなのか、まったく知らないで「本」を先に読んでしまったが、1998年になんとなく考えていた「個人放送局構想」は、この分で行くと実現しそうな気配を感じる。それも思っている以上に速いスピードで。

 銀座にMacがありましたっけ?
 来週、銀座で知人の展覧会があるので、Macにも寄ってみようかな~! 
コメント (4)
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