羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

第20回 東京国際ミネラルフェア:3-3 オパール化した骨の化石

2007年06月01日 12時51分34秒 | Weblog
 この写真はフェア会場の二階、「特別展示」のなかのもの。
 オパール化した骨の化石。
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第20回 東京国際ミネラルフェア:3-2 水入りオパール

2007年06月01日 12時48分38秒 | Weblog
 特別展会場で流されている映像。
 内容は「水入りオパール」について語られている。ボリュームをあげると聞こえるように撮影した。

 この水泡は、太古の水。今から1億年以上前の「水」かも知れないと公式ガイドブックに書かれている。1億年以上前の水だと信じたい。野口三千三先生は、「水入り水晶」「水入り琥珀」に出会ったとき、私たちに興奮して水泡の動きを見せてくださった。よくわからないものから、ポチャポチャ音が聞こえそうなものまで、状態はさまざまである。
「恐竜のおしっこが入っているかもしれない」
 野口先生の発想に、私たちは地球と鉱物と生きもののつながりをいとおしいものとして感じることを理屈でなく教えられたことは幸せだった。

 小さな水泡に秘められた地球の物語は、気が遠くなるくらい壮大であり神秘的だ。
 水を閉じ込めたままのオパールは、きわめて稀少だと書かれている。
 そうだろうなぁ~。

 宇宙の奇跡。水惑星地球は、とんでもない星なのだ。
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第20回 東京国際ミネラルフェア:3-1 大当り! 隕石ネクタイ留

2007年06月01日 12時45分51秒 | Weblog
 6月1日、今日はフェアの初日だ。
 野口三千三先生がご存命なら、新宿駅と待ち合わせをして、10時開場前に到着して、今か今かと待ちわびる。その間並んでいる人数を数えてやきもきしたり安心したりする時間だ。

 今日は、10時前に開場になった。
 まず、一階をぐるりとまわって、次に2階の特別展示を見に行った。
 今年のテーマは「オパールと恐竜」だった。

 さて、なんと嬉しいことがあった。
 20回の記念品が当たる抽選会が毎日11時から行われるという。
 初日、最初に大物を当てた。くじ引いた番号は「13-1」。
 それがこの写真である。黒皮ケースのふたの裏に貼ってある紙に書かれている。正真正銘の鉄隕石のネクタイ留なのだ。出品社は、北辰光器製作所。
 
 Name Gibeon ギベオン
 種別 鉄隕石(オクトヘドライト)
    Iron. Octahcdritc.coarsc.
 場所 Namibia.Africa

 写真にはよく写っていないが、鉄隕石独特のウィッドマンシュテッテン構造がよく見える。
 鉄隕石は、今から46億年前の惑星のもとになった小天体(微惑星)の核(コア)をつくっていた物質だといわれている。
 このウィッドマンシュテッテン構造は、Ni-Fe物質相が規則的に配列したもの。

 添付の説明書きには、素敵なことばが記されている。

「ウィッドマンシュテッテン構造は今から46億年前、惑星が誕生する劇的なドラマの中で形づくられた"宇宙の芸術品”である」

 一緒になった野口体操のお仲間が言ってくださった。
「羽鳥さんは、ミネラルフェアにずいぶん貢献してきたら、ご褒美を戴けたんですよ」

 20年、毎年よく通いました。未だに野口先生に導かれているような気がしてならない。この開場にやってくると、思い出が星の輝きのように映像となって見えるのだ。
 
 今、キーボードを打っている目を少しずらすと「ウィッドマンシュテッテン構造」が、光を受けて美しく輝いているのが見える。
 
 ありがとうございます。
コメント (1)
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