気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

五木寛之著「人間の関係」を読んで

2008-12-27 | 読書


病院の待ち時間に、読書している私ですが、今年の後半からは、
郵便局の図書コーナーではなく、市の図書館で借りています。

返却日も印刷されて、渡されますので、2週間で読まなくては・・・
の気持ちでしたが、郵便局では、自分で返却日を書いて
返却でしたので、少し気楽な気持ちもありました。

今年の読んだ本は、一年間で、36冊でした。

家では、なかなか読めませんので、治療に通っている病院の
待ち時間は、私にとっては、貴重な読書タイムなのです・・・・・。

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五木さんの書かれた本の中より。

人間は、四つの段階をへて、変わっていきます。
子どもから少年時代にかけては、「おどろく」ことで成長する。
やがて「よろこぶ」時代を過ごす。
そして、ある時期から、「かなしむ」ことの大切さに、
気づくようになってくる。
しめくくりは、「ありがとう」という世界ではないか。
いま、正直にそう感じています。


夫婦といえども、しょせんは「他人同士」なのではないか。
恋愛感情というのは、深まっていくこともあれば、冷めるときもある。
それを支えるのは、もっと質の高いもの、それぞれの性を抱えながらも、
人間的にお互いを、理解することのできる、関係なのかもしれない。


          *** 文中より・抜粋にて ***

本を読んでいて、納得させられたこと、教えられることは
沢山あると思います。
私は、読書ノートに、気にいった文章、ためになる文章など、
書き留めておきます。

後になって、忘れてしまうことは多いので、
書き留めておいてよかったと、思うことしきりの私です・・・・・。