気ままな思いを

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綴る雑日記です 

数の子の歯ごたえは?

2008-12-24 | 飲食物


数の子、すなわちニシンの卵巣は、雌一匹から2個とれる。
ニシンは近世まで、「カドイワシ」、または「カド」と呼ばれていた。

カドの子であることに、卵の数の多さをかけて、
「数の子」になったといわれる。

お節料理や結納の縁起物として、欠かせないのもその数の多さが、
子孫繁栄を想起させるからだ。

歯ごたえこそ、数の子の命。だが、もとの卵巣は柔らかい。
ニシンを塩漬けにすると、卵巣が硬くなる。
こういう性質は、ニシンの卵巣だけ。
理由は不明です。

「黄色いダイヤ」と呼ばれる、独特の色は、「カロテノイド」のせい。

かつて北海道の漁場が、ニシン漁でにぎわったころには、
数の子もむしろ、ありふれた食品だった。
しかし、1950年代からは、水揚げが激減。
         国産数の子は、「超」もつく貴重品になった。


     *** 「今さら聞けない」新書化より・抜粋にて ***


お正月には、数の子も食卓に・・・の食品です。
数の子のプチプチした歯ごたえも、魅力的です。

ニシンを塩漬けにして、卵巣が硬くなるのは、
       ニシンの卵巣だけとは、始めて知りました。

でも、コレステロールも高いので、ほどほどにしませんと・・・・・。

  
「DUMPR」を使っての、遊び心のアレンジです