気ままな思いを

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綴る雑日記です 

「扁桃」について

2008-12-01 | 医療関係


単に扁桃といえば、のどの左右にある、口蓋扁桃をさすことが多い。

ただ、鼻の奥には咽頭扁桃(アデノイド)があり、舌の付け根にも、
舌扁桃がある。


いずれの扁桃でも、免疫細胞のリンパ球がつくられ、細菌や
ウイルスのような外敵との戦いに備えて、待機している。

体を守る免疫の最前線だ。


リンパ球は、体の外から進入した異物を認識し、記憶し、
抗体をつくって攻撃する。


免疫系が未発達の2歳ぐらいまでは、扁桃が重要で、空気や
食べ物に混じって入ってくる、細菌やウイルスを倒す。


成長するにしたがい、全身のリンパ節などでも、
防御できるようになり、扁桃は8歳ごろから小さくなる。


大人の場合、たとえ扁桃がなくても、外敵から身を守ることができる、


では、扁桃は何をしているのか?。

太田総合病院・耳鼻咽喉科の千葉 伸太朗部長は、

「抗体をつくって戦い、侵入者の情報を伝えているのかもしれない」
とみるが、はっきりした働きは、わかっていない。


長い間医学会でも、「扁桃腺」といわれていたが、なんらかの物質を
分泌しているわけではないので、今日では「腺」づけで呼ぶのは、
不適切とされている。


扁桃の表面には、細かい穴があいており、分泌物がたまって細菌が
増えやすい。体のあちこちに悪影響がおよんで、皮膚炎やリウマチ、
腎炎などの原因にもなるとされる。


のどは耳とつながっているため、中耳炎になるおそれもある。
扁桃が大きすぎる人は、息が苦しくなり、睡眠にも悪影響が出る。


こうした症状がひどい場合は、扁桃の切除が必要になる。



   *** 「今さら聞けない」新書化より・抜粋にて ***


 扁桃


アーモンドの種子に似ているため、
アーモンドの別称である、「扁桃」と命名された。


二次リンパ器官に分類される、リンパ上皮性器官である。
口腔、鼻孔から吸収した異物が、咽頭に至る前に、
免疫応答できるような、配置をなす。



( 検索より )


風邪をひきますと、赤くはれて痛くなり、素人でも、
扁桃腺が痛いといって、扁桃の働きなどを、
考えたことがありませんでしたが、
扁桃は、細菌やウイルスのような外敵と、戦ってくれていたのです。


 

  


ポインセチアも、さまざまな色あいのものが、出てきました。