* 花はどうして、いろんな色がある?
植物は、なんのために花を咲かせるのか、
次の子孫を残すためです。
花のおしべの花粉が、めしべにつくと種ができる。
花は、約一億三千万年前に生まれ、
はじめは花粉を、風で飛ばしていたようである。
やがて昆虫が現れて、花を訪れるようになると、体に花粉をつけて、
もっと、効率よく運んでもらえるようになった。
* 花の色は、虫を誘うため?
たまたま色の目立つ花が現れ、虫がよく来てくれるようになると、
その花は、繁殖して増えていき、そんな繰り返しによって、
いろんな色の花がで出来たんじゃないかと・・・・・。
虫が好む色で、虫との結びつきを強めた花もあるみたいです。
* 花の色って、どんなふうにして出来る?
花びらのなかにつくりだされる、さまざまな色素のおかげです。
赤や紫などのアントシアニン、白色の花には、フラボンやフラボノールが
含まれ、褐色や黒っぽい色の花には、たくさんのアントシアニンが、
入っていることが多い。
*** 朝日新聞・Do科学より抜粋にて ***
黄色のセンリョウの実です