気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

「善良な人が先に死ぬ」?

2008-12-28 | 読書


田口ランディさん、作家。
板橋興宗(いたばしこうしゅう)さん、越前市・御誕生寺住職。
           ( 貫首もなされて、現在は・・・ )

お二人の対談を、ランディさんが「生きててもいいかしら?」の
表題にて書かれた本のなかに、

「善良な人が先に死ぬ」、というような理不尽については?、

とランディさんの問いにたいして、板橋さんが次のようなことを、
述べられているのです。


文中より

善良でも、悪人でも、関係なく死ぬという事実だけです。
その人なりの、病気などの事実が重なって、死ぬだけです。
その事実を、すなおに認めるしか、ありません。
善良だ、良い人だというのは、人の「思い」です。
人間だから、その善良な人を思う、不公平だと思う。
情はあると思いますが、たとえ、それが肉親でも、
悲しいことでも、事実は事実なのです。

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よく、「いい人は早くなくなる」・・・と聞いたり、
私自身も「いい人は早く亡くなってしまう」、という言葉を
使ったことがあります。

たしかに、その人の受け方で、「いい人」「悪い人」の思いは、
違っているようです。

人間ではなく、病院にしても、ある人は「いい病院」、
別の人は「いい病院ではない」、と受ける個人差はあるものです。


  
  
金のなる木の蕾・一輪開花しました
         (ボケて写っていますが・・・)