NHK大河ドラマ「巧妙が辻」にて、明智光秀の娘として
玉(のちのガラシャ夫人)が登場していましたが、夫の細川忠興は
「この美しい宝は誰にも渡さぬ」と、楊貴妃桜のようにあでやかな
美貌とうたわれた妻への、並々ならぬ思いを感じます。
本能寺の変にて
父・明智光秀は10日余りのち、謀反人として非業の最期を遂げ
謀反人の家族は、根絶が常識のところを、忠興によって
味土野(みどの=京丹後市)に送られ、助かったのでした。
1587(天正15)年、キリスト教の洗礼をうけた
細川ガラシャの誕生である。
「万一妻に危険が及んだら、妻を殺して切腹せよ」と家臣に
言いおいて、キリスト教徒は自害できないため、1600(慶長5)年、
家臣の刃をうけて、亡くなったのでした。
忠興の「美しい妻を誰にも渡すまい」の思いを、
ガラシャ夫人はよくわかっていたのでしょう。
これほどに思われていても、乱世の時代故の
悲しいことと思われます。
ガラシャ辞世の歌
「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の
花も花なれ 人も人なれ」
細川家・現当主は元首相
細川 護煕さんである。
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ウオーキング~35分=4,350歩