今年も10日ほどで、終わろうとしています。
今年は本を読む回数も少なく、過ごしてしまいました。
今年最後の本は、もうすぐ百歳になろうとしている、
栃木県在住の柴田トヨさんの、処女作品集です。
テレビでこの本のことを知りましたが、最近求めて詠んでみました。
文中より
神様・・・・・昔 お国のために と 死にいそいだ わかものたちがいた
今 いじめを苦にして 自殺していく 子供たちがいる
神様 生きる勇気を どうして 与えてあげなかったの
戦争の仕掛け人 いじめる人たちを
貴女の力で 跪(にざまず)かせて
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「朝はかならずやってくる」-----私の軌跡より
90歳を過ぎて出会った試作で、気づいたことがあります。
どんなに辛いこと、悲しいことがあっても、私は夫、倅、嫁、親戚、
知人、そして多くの縁ある方々の愛情に支えられて、
今の自分があるんだということです。
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この年齢になって、毎朝起きるのは、本当に辛いです。
それでも私はベッドから、ヨイショと起き上がり、バターかジャムを
塗ったパンと紅茶で、朝食をとります。
そしてその日、ヘルパーさんにやってもらう
掃除や洗濯などのお手伝いや、買い物のリストづくり。
さらには、公共料金の支払いなどを含めた家計や、
通院スケジュールなどを考えます。
結構、頭を使い、忙しいんです。
だからどんなにひとりぼっちでさぼしくても、考えるようにしています。
「人生、いつだってこれから。だれにも朝はかならずやってくる」って。
一人暮らし二十年。私しっかり生きています。
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私もいずれは1人になると思っていますが、人の親切は素直に
受けて、自分でできることは、自分でやるように・・・と願っています。
私も、トヨさんのように生きていけたら・・・・・。
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