藪の中の道を飼犬ユキと散歩していたら、前方を短く飛んだ小鳥がいた。この辺りでよく出会うアオジよりもほっそりしているようだ。日が射さず薄暗いから、姿全体が黒っぽく見える。驚かさないように、ユキと一緒に暫く立ち止まっては一歩進むと、小鳥も短く飛んで少し向こうの小枝へ移るのを繰り返す。
何歩か進んで、小鳥が再び短く飛んだとき、ひとすぢの木漏れ日が射して小鳥の羽根が青く煌めいた。ルリビタキの雄だ! 雌は去年、当庵の窓のそばまで通ってきてくれたけれど、雄を見たのは久しぶり。野鳥はホントに美しい。
何歩か進んで、小鳥が再び短く飛んだとき、ひとすぢの木漏れ日が射して小鳥の羽根が青く煌めいた。ルリビタキの雄だ! 雌は去年、当庵の窓のそばまで通ってきてくれたけれど、雄を見たのは久しぶり。野鳥はホントに美しい。