みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

大寒の囀り

2016-01-21 16:33:21 | 野鳥
大寒らしい強霜で野は白く覆われた朝でした。8時頃になっても融けない霜を踏みながら飼犬ユキの散歩を終えて、引綱を犬舎前のチェーンに取り換えていたら、軽トラで隣村の人が来られました。地元の世話役で、村を異にしながらも独り暮らしの高齢の私を気に掛けて、時折様子見に来てくださるのです。

当地でもインフルエンザが流行していることとか、よもやま話をしていたとき、向こうの林の方から寒気を突き抜けて、いきなり華やかな囀り! 昨日の イソヒヨドリ に違いない! 二人で耳を傾けました。イソヒヨドリにしては短めの歌だったけれど、春はまだ遠い大寒の日に囀ってくれるなんて、勿体ないような出来事でした。