みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

ヤマボウシそして雹

2012-05-06 20:17:10 | 

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庭師さんがヤマボウシを2本、植えてくださいました。暑い日が多くなる季節に備えて、ユキの犬小屋の近くに木影を作ってあげなければ・・と思い、過日、庭師さんに相談しておいたのです。犬は暑さが苦手なんですよね。

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御高齢の筈なのに、庭師さんは矍鑠としていて、そのプロの技に、ついつい見とれてしまいました。

ユキは、作業の邪魔にならぬよう、少し離れたところに繋いでいましたが、いつもは見知らぬ人へ煩く吠えるのに、今日は比較的おとなしく待っていました。

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ヤマボウシは、庭師さんが選んで下さいました。この樹種は、花の姿が静かで、実は食べれて、秋の紅葉も楽しめて、樹形は伸びやかです。

懇ろな作業を終えて下さった庭師さんに御礼を申し上げていたら、雷が鳴り出しました。田んぼ用水ポンプの運転を至急止めなければなりません。庭師さんへの挨拶もそこそこに、愛車でポンプ機場へ駆けつけました。

ポンプを止め、用水路のゲートを上げて全開にし終わったときには、雷鳴がかなり激しくなっていました。愛車を運転しての帰り道、石ころのような雹がぶちまけるように降ってきました。視界も悪く、車に当たる音が衝撃的で、丈夫な筈のフロントガラスも壊れてしまうのではないか、庵まで無事に帰れるだろうか・・不安と恐怖に駆られました。

雹を怖いと感じたのは初体験です。数センチぐらいの大きさでした。後で菜園を見回りましたら、耕しておいた畝土のいたるところに、径5~6センチぐらいの穴ぼこが出来ていました。大きな獣の足跡のようですが、雹が落ちた跡だったのですね。

育てているキャベツ・ブロッコリー・玉葱・小松菜・ジャガイモ等々の葉が無惨に傷付いていました。私の菜園は小さな自家用ですから、被害も小さいのですが、近隣の農家の被害が思いやられます。農業は本当に大変な仕事です。そして本当に大切な仕事だと思います。