朝6時。近所のtSさんと共に、当周辺の田んぼへ用水を送るポンプ機場(門柱には「恋瀬川上流地区第8揚水機場」と書いてある)へ行く。本格稼動の初日だ。
水がはるばるやってくる元の霞ヶ浦の方のポンプが故障というハプニングで、代掻き用の水を待っている農家の方々をヤキモキさせたが、やがて復旧。ポンプ運転を開始出来た。
田んぼのバルブが開かれると、勢いよく水が飛び出す。霞ヶ浦の水質は以前よりマシらしいが、山清水や湧水には敵わない。しかし水管理が楽だから、70~80歳台が担い手の兼業農家にとっては止むを得ない選択だろう。
ポンプ機場の運転管理も、地元農家には引き受け手がいないらしく、私のような新参者の細腕にもやらせて下さる。おかげで私はささやかながらも張り合いがある日々を過ごせる。