みつばやま小零庵だより

宇宙の塵、その影のような私ですが、生きている今、言葉にしたいことがあります。

桜と鯉

2009-04-08 06:46:21 | 俳句

Dscn0480 昨日は地元の俳句の会で、市内の「常陸風土記の丘」を吟行した。ソメイヨシノは八分咲きぐらい。園内には枝垂桜が多くて三分咲きぐらい、微風に揺れていた。

過疎の地の小さな会だが、仲間の二人の句が高野素十系の結社誌上で相次いで巻頭に挙げられたので、お祝いにkYさんが赤飯を炊いて持参、園内で皆に振舞ってくれた。

池の端で大きな鯉が数匹、烈しく旋回していた。愛の営みだ! 厳粛なその行為には、甘さなど微塵もなかった。