今日はクルマを運転しながら「ラジコ」のタイムフリー機能を使って、
一昨日・・・7月4日放送分の、インターfmのラジオ番組「バラカンビート」を聴いていた。
全編良かったのだが特に、ジョニ・ミッチェルの「ナイト・ライド・ホーム」という曲がかかったのが
嬉しかった。
僕はジョニ・ミッチェル好きと公言してるわりには知らない曲が多くて恥ずかしいのだが
(本当に中途半端な音楽ファンである)、
この曲も初めて聞いた。とてもよかった。1991年のアルバムタイトル曲なのだそうだ。
先々月の(2021年4月号)の洋楽誌「ROCKIN’ON」は、こないだも書いたのだけれど
ジョニ・ミッチェル特集で、
こういうのが凄くありがたいのだ。自分ひとりだけで聴いてると資料不足で彼女の歴史を把握できないし、
大体、発表されてるアルバムが何枚あるか?すらもわからなかったのだ。
ジョニの、様々なエピソードもとてもとても面白かった。
そして話はラジオに戻るのだが、
その「ROCKIN’ON」の中にあった話で、
以下引用--------------------------------------------------------------------------------------
「ラジオ受けするヒット曲を」というレコード会社の要請をひと捻りもふた捻りも
加えて実現して見せた”恋するラジオ”はジョニの反骨とユーモアの賜物だ。
引用終わり。---------------------------------------------------------------------------------------
とあって、
ジョニ・ミッチェルのこの「恋するラジオ」という曲は知っていて、大好きなのだが、そういう経緯があったのか・・・と
感心、感動した。
そういえば、ラジオに関する歌で僕の好きなものって、どれくらい挙げられるだろう?
まず、そのジョニ・ミッチェルの「恋するラジオ」。
そして
外せないのはRCサクセションの「トランジスタ・ラジオ」だ。
これは思いっきりリアルタイムで聴いていた曲だ。中学生だった頃、
発売直後にシングル盤を買って聴いたのだから。シングルはもちろん、今でも持っている。
あと・・・・・・・・佐野元春「悲しきレディオ」だな。
これも中学生だった頃に聴いた。最高にお洒落なロックンロールだった。憧れた。
そうだ、パンクバンドの、ランシドのラジオの曲・・・タイトルは「RADIO、 RADIO、 RADIO」だったかな?
あれも最高だった。大好き。
クィーンの「レィディオ ガガ」っていうのもあったな。いい曲、いい歌詞。
あのレディガガっていう人の名前、この曲から来てるのかな?違うのかな?どうでもいいけど。
あ、あとあれだ、バグルス「ラジオスターの悲劇」!!!!あれも最高。
そう、そして忘れてはいけない、これもRC関連になるかもしれないのだが、
チャボこと仲井戸麗市のソロアルバム「DADA」の中の「ラジオ」という曲が最高なのだ。
キヨシロー作(であろう)「トランジスタラジオ」はドライにカラッとスマートにかっこいいのだが
チャボの「ラジオ」は思い入れたっぷりで、ウエットで、でもかっこいい。
そうだ一つ大事なのを忘れていた、ロンドンパンクの御大 ザ・クラッシュの「THIS IS RADIO CLASH」!!!!
ラジオ関連の曲なんて、まだまだまだまだあるだろうな。
多くの人が、余りにも多くの人々がラジオのこと大好きなのだ。
そんな「世界」って・・・・そう捨てたもんじゃねえなぁ、と思う。
近年は、あの小説家の村上春樹までが
自身でラジオ番組を持って、放送している。すごいことだ。
不定期だったのがつい最近、月イチでの放送が決定したらしい。
不定期だったからチェックできなくて、危うく聞き逃すところだったのを
友達のドイケンがメールで何度も、放送のことを教えてくれた。ありがたい。
その村上春樹の番組は、やっぱり、ずっしり、面白い。
ピーターバラカンの番組にしても、本当にそうなのだが
こういうのは希少で、儚い、宝石のようなものだと思う。
ラジオに関しては僕のこのブログの2020年6月16日分に
この他のことも書いてるので、読んでみて欲しいデス。
写真は、2021年4月号の「ROCKIN’ON」誌、表紙。ジョニ・ミッチェル特集。