ラジオ関連

2021-07-06 21:18:13 | Weblog

今日はクルマを運転しながら「ラジコ」のタイムフリー機能を使って、

一昨日・・・7月4日放送分の、インターfmのラジオ番組「バラカンビート」を聴いていた。

全編良かったのだが特に、ジョニ・ミッチェルの「ナイト・ライド・ホーム」という曲がかかったのが

嬉しかった。

僕はジョニ・ミッチェル好きと公言してるわりには知らない曲が多くて恥ずかしいのだが

(本当に中途半端な音楽ファンである)、

この曲も初めて聞いた。とてもよかった。1991年のアルバムタイトル曲なのだそうだ。

先々月の(2021年4月号)の洋楽誌「ROCKIN’ON」は、こないだも書いたのだけれど

ジョニ・ミッチェル特集で、

こういうのが凄くありがたいのだ。自分ひとりだけで聴いてると資料不足で彼女の歴史を把握できないし、

大体、発表されてるアルバムが何枚あるか?すらもわからなかったのだ。

ジョニの、様々なエピソードもとてもとても面白かった。

 

そして話はラジオに戻るのだが、

その「ROCKIN’ON」の中にあった話で、

 

以下引用--------------------------------------------------------------------------------------

「ラジオ受けするヒット曲を」というレコード会社の要請をひと捻りもふた捻りも

加えて実現して見せた”恋するラジオ”はジョニの反骨とユーモアの賜物だ。

引用終わり。---------------------------------------------------------------------------------------

 

とあって、

ジョニ・ミッチェルのこの「恋するラジオ」という曲は知っていて、大好きなのだが、そういう経緯があったのか・・・と

感心、感動した。

 

そういえば、ラジオに関する歌で僕の好きなものって、どれくらい挙げられるだろう?

 

まず、そのジョニ・ミッチェルの「恋するラジオ」。

 

そして

外せないのはRCサクセションの「トランジスタ・ラジオ」だ。

これは思いっきりリアルタイムで聴いていた曲だ。中学生だった頃、

発売直後にシングル盤を買って聴いたのだから。シングルはもちろん、今でも持っている。

 

あと・・・・・・・・佐野元春「悲しきレディオ」だな。

これも中学生だった頃に聴いた。最高にお洒落なロックンロールだった。憧れた。

 

そうだ、パンクバンドの、ランシドのラジオの曲・・・タイトルは「RADIO、 RADIO、 RADIO」だったかな?

あれも最高だった。大好き。

 

クィーンの「レィディオ ガガ」っていうのもあったな。いい曲、いい歌詞。

あのレディガガっていう人の名前、この曲から来てるのかな?違うのかな?どうでもいいけど。

 

あ、あとあれだ、バグルス「ラジオスターの悲劇」!!!!あれも最高。

 

そう、そして忘れてはいけない、これもRC関連になるかもしれないのだが、

チャボこと仲井戸麗市のソロアルバム「DADA」の中の「ラジオ」という曲が最高なのだ。

 

キヨシロー作(であろう)「トランジスタラジオ」はドライにカラッとスマートにかっこいいのだが

チャボの「ラジオ」は思い入れたっぷりで、ウエットで、でもかっこいい。

 

そうだ一つ大事なのを忘れていた、ロンドンパンクの御大 ザ・クラッシュの「THIS IS RADIO CLASH」!!!!

 

ラジオ関連の曲なんて、まだまだまだまだあるだろうな。

多くの人が、余りにも多くの人々がラジオのこと大好きなのだ。

そんな「世界」って・・・・そう捨てたもんじゃねえなぁ、と思う。

 

近年は、あの小説家の村上春樹までが

自身でラジオ番組を持って、放送している。すごいことだ。

不定期だったのがつい最近、月イチでの放送が決定したらしい。

不定期だったからチェックできなくて、危うく聞き逃すところだったのを

友達のドイケンがメールで何度も、放送のことを教えてくれた。ありがたい。

その村上春樹の番組は、やっぱり、ずっしり、面白い。

 

ピーターバラカンの番組にしても、本当にそうなのだが

こういうのは希少で、儚い、宝石のようなものだと思う。

 

ラジオに関しては僕のこのブログの2020年6月16日分に

この他のことも書いてるので、読んでみて欲しいデス。

 

 

 

 

 

 

写真は、2021年4月号の「ROCKIN’ON」誌、表紙。ジョニ・ミッチェル特集。

 

 

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7月に突入

2021-07-04 19:05:45 | Weblog

いつのまにか7月になっていた。2021年の7月だ。

悪い冗談のような気もするのだが、

どうやらこれが現実だ・・・受け入れるしかない。

世界的パンデミック、その中で我が国で強行されようとしているオリンピックという愚行、

長すぎる梅雨、にっちもさっちもいかず、出来ないライヴ。

息苦しいマスク必須の日々、帰郷も不可、友達に会えないのもそれが普通になって来た。

そんな中でも淡々と人生は続く。

こういうのを「アンチ・クライマックス」というのかもしれない。

極端で急激な破滅・破壊などは起こらず、

じわじわと、真綿で首を絞められるみたいにしてカタストロフィは進行しつつある。

気付いた時には様々なものが駄目になっているのかもしれない。

っていうかもうそれは手遅れなのかもしれない。

くだらない世相になんか影響されまい、と思うのだが

ついついこんな暗いことも考えてしまう。

僕は世間とはあまり関係なく生きているのだがそれでも、

世間が平常であってくれないと、それを無視して生きるのもなかなか難しい。

効率主義的で金持ち優先で下品で自己中心的で

弱肉強食で見た目優先で優しくない世界ではあるが、

その中でしか人は生きられないのだ。

僕は、僕の嫌いなものは全部「反面教師」にしよう、と決めているのだが

何をどう足搔いたところで生きることは誰にとっても困難である。

パンデミックはいつか去るだろう。

でも去ったあとに残されるのは恐らく、

イナゴの大群に喰いつくされた後の畑のような世界だ。

考えようによってはそれは、いいかもしれない。

何かを新しく始めざるを得ないから。

でもそれもだいぶ先の話・・・・・・

今の僕は、遂に訪れてしまった夏を生き延びなくてはならない。

7月、8月、9月。

先は長い。

 

 

 

 

 

写真は、微かな、僅かな 「希望」のひとつ、今年の向日葵。

 

蕾が生成されてるのを確認。

 

嬉しい。

 

 

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