たとえば昨日の頭の中で

2013-01-15 18:02:55 | Weblog


原初は究極

粗野は繊細

善は悪

白は黒

静止するために加速する

失った末の豊穣

忘れ去った記憶

精密にして稚拙

不自由な自由

聞こえないほどの大音響

どこにも届かない届け物

夜明けのような夕暮れ/夕暮れのような夜明け

創造的破壊

裏は表

影は光


質量を持った物質が光速を超えると其の物の質量は無限大と化す

そうするとその時に、宇宙は終わる


嘘は本当

言葉はぜんぶ

ただの言葉





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「運命」や「宿命」に。

2013-01-13 17:00:40 | Weblog



人は皆、等しく面白い。

気が遠くなるくらいたくさんの人がこの地上にいて、

出会えた人達なんて、それこそ奇蹟だし。

そんな中で、特別親しくなったり、心が通じ合ったりするようになったり。

近付けそうで、そうなれなかったような人もいたり。

近付きすぎて決裂してしまったような人もいたりしてね。

面白いよな、とつくづく思ってしまう。

そんなこと言いながら私の人生の景観はめまぐるしく変わってゆき、

どこまで転がってゆくのか知らん。

「世界」は厳しくも、面白い。

何とかかんとか、溺れそうになりながらそれでも、

渡っていけたらいいのだが。


ところでその、「世界」とあたしを繋げてくれたのはギター。


ギターとの出会いも、考えてみたら面白おかしいものでは、ある。

「偶然の出来事」がなかったら、絶対手に入れなかっただろうな、

というギターが手元に何本か、ある。


青いモズライトのギターは「ばるぼら」時代、

ある音楽評論家氏の推薦で、ある東京のメーカーから

「モニター使用」という形で贈ってもらったもの。

モズライトが100本近く並んだ店で、「どれでも好きなの選んでください」

って笑顔で言われて、この水色のジョニー・ラモーン型のやつを選んだ。

夢のようだったわよ。

今でもとても気に入っている。音もいい。


その後ろのキャンディ・アップル・レッドのストラトは

一時、どうしてもフロイド・ローズタイプのアームのついたギターが欲しくて、

でも変形のヘビメタギターはどうしても許せなくて、

だからネットで探して買った「バッカス」の前身ブランドのもの。

ストラトにハムバッキング・ピックアップが搭載されている、という、

俺としては「邪道」な」ギターなのだが。でもこれも好き。

アームの件がなかったら絶対買わなかっただろうけど。


そしてその奥の、黒いレス・ポール・カスタム。

これは「オービル」ブランドのもの。「ギブソン」の廉価版。

俺は実はレス・ポール苦手なのですよ。(「ジュニア」は、別物だからね。)

なぜ持っているかというと・・・・とある近しい親戚がくれたのです。

「路上で出会った」らしくて。・・・・捨て猫か。

でもこの「ブラック・ビューティー」は見てるだけで美しくて、

時々眺めてはため息をついている。でも悲しいけど俺には、似合わない。



雑多な経緯で出会った我々だけども、

そういうのはきっと、「運命」って言うんだぜ。


「運命」とか「宿命」のことは大事にしながら生きていこう。

そんな風に思う、

2013年1月の片山道郎なのであった。










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考え事。

2013-01-11 16:18:58 | Weblog





「本当にやるべきこと」って何だろう?



あのさ、

「生きるために」、つまり「喰うために」、

労働したりすることは、当たり前・・・とも言えるし、

ほとんどの人がそうしてると思うんだけど。

でもそんなことのために

人生の貴重な時間を使っていいのかな?

とかってつい、考えてしまう。


「忙しい忙しい」とか言いながら

実はどうでもいいことのために四苦八苦とか七転八倒とかしたりして。


本当にやるべきことって?むむむ、何だろう?

美しいものを愛したりとか・・・・・

愛するひとに優しくしたりとかさ。

尊敬する人の書いた本を深く読み込む、とか。

音楽や、歌を聴くのも素晴らしい。


そっか、「感動」だ。

我々は「感動」するためにこそ、生きているのだ。




でもまず「喰えなかったら」、そういうことも出来ないんだよな。

だからまた、ひぃひぃ言いながら、

そういうのに巻き込まれていく。


「感動」は、たまにしかない・・・からこそ、

あんなにも輝くのだろうか?




「感動」という希少な輝きがひとつにまとまった・・みたいな君。

どんなことにも「答え」があるわけではないけれど、

君なら知ってたんじゃないか?

っていうような気に今でも時々、なっちまうんだよ。






次のライヴは

2月11日(祝)、

大阪・十三・CLUB WATER。

ROCA。



見に来て、聴きに来て、会いに来て。


















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さて我々は

2013-01-07 15:54:27 | Weblog



さて我々は

どんな風に生きていったらいいのだろうか。

さまざまな夜を超え、夜を超え、

たどり着いた、と思ったらいつもそれは錯覚で。

ゴールは蜃気楼のように、「アキレスの亀」のように逃げてゆくのです。

亀鍋?・・・亀鍋なんてきっと、美味しくないってば。

ずいぶんグロテスクだって、誰かが言ってたぜ。・・・あれは「すっぽん鍋」か。

まあいい。

全然関係ないんだけど、

去年の年末から、何だか・・・笑っちゃうくらいに「靴」が増えて。

でもこれはいい兆候なのだ、象徴的に、

みんなが俺に「走りなさい」もしくは「歩きなさい」って言ってる

(っていう風に取れる)。

19歳だった頃、「靴盗られて、無くしちゃったんだよははは」って

(めったにしない長距離電話の雑談で)言った時の

母親の不安そうな反応を思い出す。

出処は不明だが、彼女にとってそれは、「とても不吉なこと」だったらしい。

今回は、その逆だからね。

新年から、縁起のいいこと。

出来ることは、出来るうちに、やっておかないと。

この十年くらい、わりにのらくらと暮らしてきたけど、

今年あたりからまた、違う自分になれるかもしれないよね。

今からが勝負だ、冗談抜きで。

「歳喰いすぎ」なんて、いくつの時も言われたくないよね。

そんな価値観で生きるなら、年老いていくことは苦痛でしかない。

そんなことない、と俺は信じてます。

みなさんにも、いいことばかりありますように。

それと

まだ先だけど、

2月11日は空けておいてくれよ。

ROCAで、大阪の十三の、クラブ・ウォーターに出演するからさ。

新曲を聴いて欲しい。以前からやってる曲も。

どんどん前進して毎回、

自分史上最高値を記録してやろうと思ってるんだよ。



いや、本当に。



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謝辞2013

2013-01-06 13:40:47 | Weblog


昨夜は近年稀に見る素敵な夜と相成りました。

多数のご来場に心から感謝しております。

本当に本当にありがとう。

来てくれたのは俺の愛する人ばかりで、

「こんな幸せでいいのかしらアタシ」

などと思ってしまった次第。

ライヴも、「確実に良くなってるROCA」を

見てもらえたつもりだよ。

ドラムスの郁磨は本当に頼りになる相棒だ。

この歳になって、「自分史上最高」を更新しておりマス、マジです。



WATERはとても気持ちのいいハコだ。

来月もWATERに出演する。

2月11日、この日は祝日だよ。

俺が昔っから愛してるバンド、「ワームス」もこの日の出演が決定している。

そしてその日俺は、

ちょっと特別なギターを持って行って新曲で使おうと思っている。

その「特別なギター」とは・・・・・

ランブルフィッシュのヴォーカリストだった佐治朝吉のことは知ってるよね。

その、佐治家の長兄である佐治マサカズ氏の、完全手作りハンドメイドギター。

あれを遂にROCAで使うぜ。

オープンGでしかできない曲が出来たからさ。ちょと新機軸の曲。

ふふふ。今から楽しみだ。絶対、見に来てね。



さて「ギター話」を。


昨夜は「地獄の季節」も「UP&DOWN TRIPS」も素晴らしかった。

「地獄」のミズカミくんはレスポールジュニア(シングルカッタウェイ)

「UP&DOWN」のハセくんもレスポールジュニア(ダブルカッタウェイ)

俺は俺で例の、77年のレスポールジュニア(のスペシャル)、(ダブルカッタウェイ)

・・・レスポールジュニア大会か(笑)。

これで当初出演予定だった「ワームス」が出ていれば

赤井くんがレスポールジュニア弾いてるから完璧だったんだが(何が?)。

これはしかし、レスポールジュニアが大人気のギター、というよりは単に、

我々の「趣向」が似ているんだろうな。

世間ではそんなに、「大人気のギター」ではないように思う。

え?でも人気あるのかな。世間のことは、よくわからないけど。


「UP&DOWN」のテツが弾いているSGは、グレコ製の75年ものなんだって。

渋い。グレコとかって昔は「廉価ギター」みたいに思われてた(フシがある)けど、

現代はグレコも、フェンダー、ギブソンと等価に素晴らしいギターだ、ということが

ちゃんと認識されている。とてもいいことだ。

そういえば、「NOWHERE」の塚本くんが使ってるギターも

フェルナンデス製だって言ってた。

ギブソン、フェンダーだけではなく、

もっとさまざまな価値観が広まればいいな、と思う。

俺はグレコもフェルナンデスも、アリアも、テスコも大好き。

ファンダーもギブソンも、もちろん好きだけどさ。



ギターって楽しい。



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明日、2013年1月5日は十三CLUB WATERにROCA出演。

2013-01-04 10:24:22 | Weblog



長かったけど、風邪も全快。

操縦席は奪還した。

「下痢」のスイッチはガムテープでぐるぐる巻き。

新しい年、新しい年!(←今になってやっと気づいている)

じぶんなりに「火種」みたいなのを絶やさずに続けて行くのと同時に、

また何か「新しいこと」が始まればいいな、と思う。

「永久に閉じた輪」から抜け出して、

またいつかみたいに大笑いしようぜ。

明るいひなたで、解凍されるみたいに動き出す。

何もかもが凍り付いて消えてしまったわけではないのだ。

「聞いて欲しい歌」があるからさ。

去年いろいろあったことなんてもう、すっかり忘れて

何もなかったような顔でまた始めます。


明日、

2013年1月5日。

大阪  十三  CLUB WATER

ROCA。

他の出演バンドは

地獄の季節

THEUP&DOWNTRIPS

THEシガーズ



ぜひ来て。ぜひぜひぜひぜひ来て。





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「閉鎖系」について考えたこと。それと、1月5日は十三CLUB・WATERにてROCAのライヴ。

2013-01-01 18:55:56 | Weblog


生命体というのは基本的に「閉鎖系」で、

よくも悪くも「自己完結」してる。


そういうものだし、それでいいい、とずっと思っていたのだが。


今回風邪で寝込んで、ずっと考えていたのだ、

そうじゃないかもしれない・・・って。


俺は不純を承知で、今回の(君みたいな)風邪菌を含む空気を受け入れたのだし、

大体が普段から「水の大循環」の中で生きているのだ。

今日の俺の血液には、ある日の君の涙の一粒が含まれている。

むむむ、そんなことはこの数年、ずっと考えてきたことで、

だったら我々は全然、「閉鎖系」なんかではないではないか?



遠い遠い、光の速度で何年もかかる距離から到達した、

恒星の放った光の一粒でさえ、俺の目から、俺の体内に侵入している。

風景や、匂い、君の言った言葉。


そんな無限なほど多くの物事が、

俺の中を通過して行きつつあるのです、今この瞬間も。


もっと意識して、いろんな物事に心を開いていこうと思う。


「閉鎖系」でありながら、それだけではない、矛盾した生き方をせずにはいられない、

というのがもしかしたら新たなテーゼになり得るかもしれません。







さてライヴ。

当たり前みたいだが、

ライヴだけはいつでも、どんな時でも、どんな人にも「開放」されている。

「共感」してくれなくても全然構わないから。

ライヴ会場に来てくれるだけで嬉しい。


やっかいな風邪は今日明日で全快させるから、

三日後・・・なのか?2013年1月5日土曜日、


大阪・十三・クラブ・ウォーターに来て。


ROCAという名前の、

二人組バンドでそこに出演するから。


少しずつ少しずつよくなっていってて、

今現在が過去最高の出来だと信じているから。



それで

散々だった2012年を笑い飛ばそうと思ってるんだ。




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