ついうっかりと階段を踏み違えた感じ。
もしくはボタンを掛け違えて、
でも服を脱ごうにも全然脱げない感じ。
うろ覚えで歩いていたらいつのまにか迷って、
しまいにはどこか未知の天体を歩いているような気になる、
あの感じ。
夜中に目を覚まして、
そこが自分の部屋じゃなかったときの、あの感じ。
乗った電車が自分の駅で止まらなかったときの感じ。
止まったエスカレーターに乗るときの、
重力が変わるような感じ。
肉親が、兄弟が、恋人が、親友が・・
他人に見える一瞬の、あの感じ。
自分がまた「転校生」にもどってしまったかのような。
しかしだ。
作用というのは反作用というものを必要とするのだ、
のほほんと生きていては何にも出来ない。
しかし人生はギャンブル的でもあるよな、
賞賛してもらえる時もあるけれど、恥をかく時もある。
・・ただ生きるだけでも困難なのに、
俺ときたらこれ以上、何を望もうというのだろうか。
何を・・・・・・・・?いや、
すべてを。
もしくはボタンを掛け違えて、
でも服を脱ごうにも全然脱げない感じ。
うろ覚えで歩いていたらいつのまにか迷って、
しまいにはどこか未知の天体を歩いているような気になる、
あの感じ。
夜中に目を覚まして、
そこが自分の部屋じゃなかったときの、あの感じ。
乗った電車が自分の駅で止まらなかったときの感じ。
止まったエスカレーターに乗るときの、
重力が変わるような感じ。
肉親が、兄弟が、恋人が、親友が・・
他人に見える一瞬の、あの感じ。
自分がまた「転校生」にもどってしまったかのような。
しかしだ。
作用というのは反作用というものを必要とするのだ、
のほほんと生きていては何にも出来ない。
しかし人生はギャンブル的でもあるよな、
賞賛してもらえる時もあるけれど、恥をかく時もある。
・・ただ生きるだけでも困難なのに、
俺ときたらこれ以上、何を望もうというのだろうか。
何を・・・・・・・・?いや、
すべてを。