2018年初夏のエフェクター・ボード

2018-05-17 21:36:46 | Weblog


つい先日、

新しく「トレモロ」というエフェクターを買って、

自身のエフェクター・ボードに追加した。

ボードにはもう、新米の入る隙間がほとんどなかったのだが、

最近はミニ・サイズで性能のいいやつがあるので

これならもしや入るかも・・・・・・と思って、安かったこともアリ、買ってきたのだが案の定、

ほぼピッタリサイズで収まった。目出度い。


エフェクターって、オモチャみたいで楽しい。

音も、劇的に・・・って程ではないのだが、

自己満足できる程度には効果がある。

「トレモロ」は、音が揺れるのデスよ。ちょっとレトロな感じに。


それにしても的に思うのだが、


その時期その時期で、使うエフェクターって変わる。


思えば「ばるぼら」の頃使ってたボードには

ファズが計3個もつないであった。ファズって個体差が激しいよね。

知らない誰かに、エフェクト・ボードを覗かれて、

「クレイジーですね」と真顔で言われたことがある(きっと賞賛であろう)。

オクターヴ・ファズとワウペダルの組み合わせで、

ギターでホワイトノイズに近い音を創っていたのだ。

ラジオのチューニングのダイヤル回す見たいな感じの音。


一番気に入っているのは、ばるぼら の2NDアルバムに収録されている

「レイコとの夜」という曲に入ってるノイズ音だ。

あの曲では俺・・・全編、ノイズしか弾いてない。

自画自賛を承知で言うが、とてもイメージ豊かな音。

絵画的と言っても言い過ぎではない(言い過ぎかも)。


ばるぼら、ランブルフィッシュ の頃は、

ギターアンプ持ち込みでライヴやっていたので

ファズ以外のいわゆる「歪み系」のエフェクター(オーヴァードライヴとか)は一切使ってなかった。

アンプで歪ませていたのですね。今考えると贅沢だわアタシ。

その頃はしかも、

ディレイなどの「空間系」エフェクターを嫌悪していた。

(ばるぼら で一部、ディレイは使ったが。)

モジュレーション系も嫌いだった。


思い返してみたら ランブルフィッシュ時代は、ブースターとワウペダルしかつないでなかったな。


今現在のボードには

BOSSのデジタルディレイ、MXRのアナログディレイ、今回買ったトレモロ、と

空間系もモジュレーション系も入っている。

30年前のアタシが見たら、さぞ驚くであろう。

歪み系はVOXの、真空管を使ったもの。

これはとてもとても気に入っていて、同じものを2個所有している。

歪み系はもう一つ、3年前に「地獄」で東京に行ったときに

新大久保の中古楽器屋でジャンク物を300円で買った、ダン・エレクトロのディストーション。

これが下品で暴れる音で、とても気に入っている。冗談で買ったのにね。


ばるぼら の時使ってたエフェクター・ボードもこんな風に

写真撮っとけばよかったな。

何ヶ月かごとに微妙に変化していってたんだけどさ。

月の満ち欠けの写真撮るみたいに、

その都度その都度、写真撮っとけばよかった。


ランブルフィッシュのときのエフェクターも、

もうとっくに失くしてしまっているのに。



コメント (5)
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