30YEARS

2018-05-22 22:26:41 | Weblog

歳月はまるで目の前をほんの一瞬で過ぎて行く新幹線のぞみ500系の車両みたいだった。


僕は誰にも上手く言えなかったから・・・・今まで言わなかったけど、


今年に入って少し経った後くらいから「30年経ったんだ」という思いが常にうっすらと頭にあって、


そのことが僕の心を10%くらい重くしていた。


10%・・・・いや、15%くらい。









30年経ったから、といって


何がどう、ということもないのだが


・・・・・・・・・・このことを知っている人が年々減っていく。


でもそれはどう考えても「必然」だ。


だから、それはいいのだが。



僕は一度、忘れようとして


それで少し心が軽くなったような気がしていた。



そんな風に何年か過ごしていたのだが


今になって30年という月日の重さが


ほんの僅かずつ


僕の上にのしかかっている気がしている。



もう「彼」の夢だって   長いこと見ていないし、


別に・・・・・・・・・・・・・・・・・・俺だって、忘れてしまってもいいのだ。



過去のことは過去のことで、悔やんでも仕方がないのだ。



何もかもが少しずつ薄れていって、消えて行く。




それが自然なことなのだ。





でも俺の心境はとても不自然だ。



不自然な感じが自然なのだから、しょうがない。




馬鹿みたいだけど、俺なんかずっと、馬鹿を承知で、百も承知で、


いろいろな物事に顔を突っ込んで来たのだ。




そのことで「場」を乱して滅茶苦茶にしたり、


他人にとんでもない迷惑をかけたりした。



反省。




しかし思うのだが


人と人って


お互い、迷惑をかけないで関わる・・・・なんて芸当は きっと、不可能だ。



その事だってやっぱり、必然であって、自然なのだ。



そのことの巨大な集大成としての「今・現在」が ある。






僕は自分が、どんな風に行動すれば自分自身の「気が晴れる」のか、


考えている。




30年ってしかし、



軽くはない・・・・・・・・・・・・・・よな。










写真は、ハーモニカ。


キーは、F。



F・・・・・・・ということはこれは「宝物の歌」で使うためのものだ。



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