小山卓治がハードレインでライヴ????

2006-07-08 23:31:50 | Weblog
小山卓治という人の歌をはじめて聞いたのは
俺がまだ高校生の時。彼のライヴが、NHK-FMで30分くらい流れたのだ。
小山卓治はその時、1stシングル「フィルム・ガール」で
デヴューしたばかりだったはず。
・・衝撃的にカッコ良かったのだ。
一発でファンになって、その後、3rdアルバムまで
とても熱心に聴いていた。影響も受けまくりである。
彼の歌は何と言うか・・やさぐれていて、都会的で、繊細で、
ワイルドで、かっこいい負け犬と言うか・・
ものすごい言葉のセンスと、
ストーリーテリングの巧みな歌詞。
見た目も痩せっぽちの精悍なノライヌのようで、声もすごく・・好きな声。もう、俺にとっては理想、というか
アコガレのR&Rシンガーなのだ。
3rdアルバムの後、聴いてないのは俺自身が
アーティストになる、という自覚のもと
聴く音楽を自ら制限したせいである。
(邦楽は聴いちゃいけない、と思ってた時期がある。)
小山卓治がその後もコンスタントに活動をつづけているのは
知っていた。
それで・・一昨年だったかな?俺のお気に入りのバー、
ganjaから突然電話があって、鉄人の言うことには
「みっちゃん、小山卓治のファンやったやろ。
今日、小山卓治、ganjaに来るで。」!!!!!
行ったね、俺は。そしたらホンマに本人来て。
ちょっとの間、同席させてもらったのだ。
それで、話の成り行きで彼らの帰り際、
俺の歌を聴いてもらうことになった。
ギターはといえばganjaの情けない(笑)ZO-3しかない、
カポタストもない、という状況で。
腹くくってやったのだ。「SISTER」を歌った。
たまに思い出して恥ずかしくなる時がある。
・・でもいいのだ。
昨日、珍しくテレビのコマーシャルを横目で見ていたら
すげーいいことを言っていた。
何のコマーシャルだか知らないが、
「人間は、”やらなかった後悔”のほうが深く残る」
(言い回しは違うかも。)と言うのだ!
確かにそうだ。一種、それは真理だ。
だからいいのだ。

明日、ハードレインで小山卓治のライヴがある。
仕事のスケジュール上無理だったのだが、
かなり無理して、なりふりかまわないぐらい頑張って、
明日行くことにした。
「大事なことは 大事にしたままで
大人になることはきっと出来るでしょう?」
という歌詞を書いたのは俺だ。
そんな風に、出来ないときもある。
出来るときは、やるのだ。

明日、ハードレイン。小山卓治を聴きに、行く。

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