まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

観戦記・バファローズ対ライオンズ@京セラドーム大阪(オリ姫デー、100敗ペースの相手に・・)

2024年06月23日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

交流戦明けのカードとなったライオンズ3連戦の2戦目の観戦に出かける。当初は22日にするか23日にするか迷ったのだが、天気予報を見て22日に遠征とした。ドーム球場だから雨は関係ないのだが、そこに1ヶ所、神仏霊場めぐりを絡ませようというのがある中で、22日は夕方以降に雨というので日帰りで出かけた。

広島からいったん京都に出かけた後、大阪に移動する。神仏霊場めぐりのことはまた別の記事として・・。

このカードは恒例の「オリ姫デー」として行われる。今季のテーマはロックとポップということで、選手たちがミュージシャン風にキメている。離脱者が多いのはさておき、限定ユニフォームの配布には長い列ができている。

さてこの日座ったのは三塁側、大商大シートのすぐ後ろである。普段はグラウンド全体を見渡す内野上段に陣取るのだが、たまにはこういう席もいいだろう。チケット売買のサイトから入手したもので、売り文句には「見切り席」とあったが、どの辺が「見切り」なのかなと思う。確かに目の前はネットだが、大商大シートとさほど変わらぬアングルである。ライオンズの選手もすぐ近くに見えるし、バファローズのベンチの様子も見られる。

今季のライオンズは開幕から絶不調、松井監督が休養し渡辺監督代行で迎えた交流戦でも大きく負け越し、前日のバファローズ戦も完封負けで5連敗中。シーズン100敗ペースだが、バファローズとの対戦成績は前日まで5勝5敗の五分。

スタメン発表。貧打のライオンズは4番に岸を起用。四国アイランドリーグ・徳島インディゴソックスから入団5年目。アイランドリーグか・・四国八十八ヶ所の巡拝時、金剛杖を手にしながら各県での観戦を組み合わせたのも思い出である。

さて、試合開始。バファローズのナインが守備位置へ。

バファローズの先発は2年目の齋藤。ジャイアンツとの交流戦でプロ初勝利を挙げ、これからが楽しみな投手。

その齋藤に対し初回、ライオンズは先頭の西川が二塁打。続く滝澤のバントで一死三塁として、3番に入った栗山が犠牲フライで1点を先制する。ライオンズとしては球団ワーストの無得点記録が32で止まり、レフトスタンドからは「1・2・3・ダァーッ!!」。

ライオンズの先発は隅田。2番に入った森、3番・太田の連打でチャンスを作るが、4番・西川が空振り三振。続く紅林も凡退して同点とはならず。

3回表、齋藤は先頭の西川、一死から栗山に四球を与えて一・二塁となる。ここで4番・岸がレフト上段へ飛び込む3ランを放つ。これで4対0とリードを広げる。

齋藤は4回も児玉、源田のヒットで一死一・三塁とピンチを招くが、ここは後続を打ち取ってしのぐ。この日は毎回ランナーを背負うことになり、結局4回で降板となった。

4回裏、バファローズは西川、紅林の連打で無死二・三塁とする。続く宗の内野ゴロの間に1点を返すが、隅田の前にもう1点、2点とはいかない。

また5回裏も一死から茶野がヒットで出塁も、森の当たりはライナー。併殺となりチャンスを広げられない。

5回終了後のハリセンタイム。三塁側ではバファローベルとライナの共演。

さて5回表から2番手として登板の高島。6回、一死から児玉に三塁打を許すも、後続を打ち取り追加点を許さない。

7回表、3イニング目に入った高島は栗山に四球(代走・高松は盗塁死)、岸にヒットを許すが無失点。ブルペンデーの先発など、この投手もいろいろな場面で起用されるがこの日も試合を壊さず粘りの投球を見せた。

バファローズのラッキー7。先頭の宗がヒットで出塁するも、安達、代打・セデーニョが凡退。そこから若月のヒットでチャンスを作り、茶野を迎えたところでこの日初めてマウンドに野手陣が集まる。

あと一本・・というところだが、ここは隅田が踏ん張り茶野は三振。

8回表、バファローズの3番手は先日加入のペルドモ。昨季はマリーンズで最優秀中継ぎに輝いた投手である。今季はメジャーでのプレーを目指していたが昇格ならず再来日となったが、バファローズとしてはカスティーヨと合わせて昨季マリーンズにいた2人の外国人が加わった形だ。1軍初登板、下位打線相手ではあるが難なく三者凡退とする。今後、勝ちパターンでの出番もあるだろうが、それにしても昨季までと比べてバファローズのブルペン陣の顔ぶれはガラリと変わっている。もっともこの日はビハインドの展開なので、私の勤務先企業出身の古田島の出番はなさそう・・。

7回まで1失点の隅田にかわり、8回は中継ぎに回っている松本が登板。簡単に二死となったが、西川が4番の一振りでライトへの本塁打。4対2とする。

9回表は山田が登板。二死から滝澤に内野安打が出た後、代打・中村が登場。ここで吉田に交代する。この投手もいろんな場面で登場するが、中村をフライに打ち取って無失点。後は最終回の反撃あるのみ。

9回裏、ライオンズはアブレイユが登板。これに対して先頭の宗が二塁打で出塁。代打・西野は凡退したがセデーニョが四球を選んで一死一・二塁と粘る。

長打で同点、一発出れば逆転サヨナラと期待の場面で、代打・杉本が登場。しかし力のないファウルフライで凡退。

最後は茶野が三振に倒れ、4対2でライオンズの勝利。100敗ペースのライオンズだが、序盤の先制を隅田の好投、リリーフ陣も抑えてよい勝ち方といえるだろう。一方バファローズ先発の齋藤はプロ初黒星となったが、これも経験である。

・・あと、どうでもいい話だが私の今季の現地観戦成績は1勝4敗1中止・・・。

 

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