東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の緊急事態宣言。3月7日までとされていた期間が2週間「程度」延長の方針だという。
「程度」って何やねんというところが、他地域に比べて新たな感染確認者の数が下がらないとか、医療機関の逼迫が続いているのがその理由だが、つまりは現在の施策が功を奏していないということである。ならば2週間「程度」延ばしてそれが解決するのだろうか。ネットでは東京五輪の聖火リレーの開始に合わせるためという憶測も飛び交っているが、そう思われても仕方ないだろう。
片や地方では1日の新規感染確認者がゼロというところも結構出てきているのに、この差は何なんだろう。人口が多いだけでは説明がつかない、よほど劣悪な環境なのか。
それはさておき、春の青春18きっぷの時季となった。首都圏には行く予定がなく、西のほうで使う分には(自身の感染防止策はきちんと行うとして)問題ないだろう。中国観音霊場、西国四十九薬師めぐりでも使いたいところで、机上プランを練っているところである。またこれに加えて、中国地方のローカル線も回りたいところだ。
というのも、2月に行われたJR西日本の記者会見で、運輸収入が大幅に減少しており、コロナ禍が収まっても以前の経営状況に戻るのは難しいとしたうえで、ローカル線の維持が困難で、地元とも今後協議していきたいと発表したことがある。具体的な路線名が挙がらなかったものの、中国山地を走る各路線が念頭にあることは明らかである。3年前の2018年は100キロを超える三江線が廃止になったばかりである。
そうしたところも久しぶりに乗り歩いてみたいものだ・・・。