まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

まだ中島なんかを4番で使ってるの?勝ち越しムードに水を差す、超変革より最悪な采配

2016年08月02日 | プロ野球(バファローズ・NPB)
このチームは、中島に何ぞ弱みでも握られているのか?

サヨナラ負け云々より、せっかくのムードでこういう奴を出している時点で何を考えているのか。

・・・もっとも、こんな奴にスタメンを許している選手たちは、日々何を思ってプレーしているのか訊いてみたい。

それにしても、T-岡田のメンタルは、稀勢の里の10分の1くらいしかないな・・・・。

以上。
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第30番「金剛城寺」~新西国三十三所めぐり・15(まずは福崎まで乗り鉄)

2016年08月02日 | 新西国三十三所
これまで2日間の四国八十八所めぐりで1番前札所~第7番まで回った記事を書いていたが、今度は先行して進んでいる新西国三十三所めぐり。こちらは札所順番に関係なく、くじ引きで選んだ6つの選択肢の中からサイコロで次の行き先を決めるというお気楽なもので、飛鳥の次に出たのは30番の金剛城寺。この企画をやる前には知らなかったスポットだが、姫路の北の福崎町にある。福崎は播但線が通っているが、中国自動車道のインターがあり、播但自動車道の分岐点であるというほうが知られているかもしれない。

四国の合間を縫う形で、31日に出かけた。元々はこの日は大正ドームに行くつもりにしていたのだが、今は野球よりも札所のほうへの興味が強いのと、次の四国めぐりに向けてわざと暑いところに身を置いてみようというのがあり、この日を選んだ。

夏の青春18きっぷ(バラ)を持っており、まずここで投入する。福崎までなら往復だけで十分元が取れる。早朝の列車で姫路まで行き、播但線に乗り換えれば9時前には福崎に着く。駅から金剛城寺まではバスの便がなく、4キロ弱の道を歩いて往復することになるが、この距離の歩きが、また四国での歩きの練習にもなるかと。駅に戻った後は、初めての福崎の町歩きも行う予定だ。町のホームページを見ると結構興味をそそるものが出てきたが、これについてはまた改めて書くことにする。

さらに、せっかく播但線に乗るなら、非電化で残されている寺前~和田山間に久しぶりに乗ってみたいという気になった。この区間には「天空の城」で人気の竹田城もあるが、以前に訪れた時は朝の風情を味わいたいと深夜からクルマで行っている。鉄道でこの辺りに行くのも久しぶりで、旧国鉄型の気動車にも乗りたい。ということで、時刻表を見て、福崎から北上して寺前で気動車に乗り換えて和田山に行き、山陰線と福知山線で大阪に戻る循環ルートを出す。

ただ、循環ルートなら逆回りはどうかというのも一度考える。大阪から先に和田山に出て、気動車で南下するルート。当然、福崎到着は遅くなる。ただ、このルートだと、本数の少ない気動車区間を先にクリアすることができ、金剛城寺参詣後の時間の使い方も柔軟にできそうだ。本数の限られた気動車区間が後だと、そこで時間の制約が強くなる。

・・・ということで、当日の朝、大阪からは姫路行きに乗らずに、福知山線のホームに現れる。6時09分発の篠山口行きで出発。青春18シーズンのピークなら、北近畿、山陰方面を目指す客で結構な乗車がある列車だが、この時は空いていた。8両編成ということもあり、それぞれ転換クロスシートにゆったり腰かけている。私も途中で空になった4人スペースに移動して、前の席に足を投げ出す。

篠山口からは福知山行きの2両ワンマン列車に乗り継ぎ。8両から2両は結構厳しいが、ここまでがガラガラだったので乗り継ぎ客も全員着席。8月の盆休みの時季ならこうはいかないが。

真夏に向かって青く茂る周囲の山林や、これから実をつける稲の広がる田園地帯を走り、福知山に到着。たまにはこういう遠回りの乗り鉄が面白い。福知山では乗り換えが20分ほどあり、一度改札を出た後で豊岡行きに乗る。京都からの乗り継ぎ客も多い。このまま乗り継いでいっても、鳥取辺りまでなら往復、もしくは循環ルートで大阪に戻ることができる。何もなければそうするところだが、改めて本日の目的地である福崎を思い出して、和田山で下車する。

ホームの反対側に、この車種、この色が停まっている。私の世代だと、ローカル線の車両といえばキハ40とその系統が多いのではと思う。キハ58、28となると、元急行型とあって出会う範囲は狭まっていたような・・・(札所めぐりと全然関係ない流れですみません)。

乗り換え時間がわずかで、感傷にふける間もなくドアが閉まり出発。車両は改造が施されているが、ベースは旧国鉄型で、内装も昔の姿を残す。バリバリいうエンジン音を味わう。

次の竹田は言わずと知れた竹田城への玄関駅。駅の裏手に登城口もあり、列車で来た客はこの道を登る。まあ、天空の城として注目される前は取り付け道路もなく、この道を上がっていたのだとすれば、私もいつかはこの本来のルートで登ってみたい。

しばらくはガタゴトいいながら走る気動車だが、新井(にい)を過ぎて生野に向かうと長い勾配がある。ガクンとスピードが落ちる。国道が並走しているが、軽自動車も軽く列車を追い越す。時速にすれば30キロも出ていないような感じだ。そこまで極端に急な勾配とは思わないし、昔に乗った時もここまでスピードが落ちることはなかったように思う。

後でネット記事など見たところでは、この区間はスピードをわざと遅く設定しているそうである。気動車の能力としてはもっと速く駆け上がることができるが、その分線路に負担がかかるため、抑えているのだとか。赤字ローカル線ならではの厳しい状況である。今さら、少し急いだところで他の交通機関に対して有利になるわけでもないということか。

沿線には播但線の全線電化や高速化を願う看板が建てられているが、こんな走りでは高速化などおぼつかない。また、寺前まで電化、和田山を含む山陰線も電化されている中で非電化区間が残っているが、生野など何ヶ所かのトンネルが大昔に掘られたもので小さく、架線をかけられないそうである。電化するならトンネルを広げるか、あるいは新しくトンネルを掘るかだが、いずれにしても採算面で合わない模様。ならば、特急はまかぜの車両も新しくなっているし、同じように普通列車も姫新線の姫路側で走っているような新型の気動車を入れてはどうかと思うが、車両のやりくりなど難しいのかな。

生野で対向列車と行き違い、次の長谷は通過(この一駅通過するだけで、「快速」を名乗っている)し、寺前に到着。ホームの向かい側に停まっている姫路行きに乗り継ぐ。ここからはロングシートの103系。スピードも軽やかになったように思う。

10時40分、福崎に到着。姫路からだとここまでの区間運転列車もあり、この春からは福崎までICOCAも使えるようになった。車内から外に出るとやはり暑い。

この中を、ようやく目的地の金剛城寺に向けて歩き出す・・・・。
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