まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

この猛暑の中で五輪をやるのか

2015年08月07日 | ブログ
何かとお騒がせの東京五輪。

国会でアントニオ猪木議員が下村文科相への質問で、東京五輪の開催時期変更を求めた。このくそ暑い時期に五輪をやるのが果たしていいのかと。

前の東京五輪は10月10日の開幕だったが、今の五輪の規定では7月から8月にかけて開催しなければならないという。まあいろんな大人の事情でこうなったのだろうが、何やねんと思ったのが、立候補時の文書で「この時期の東京は晴天に恵まれ、選手は能力を十分に発揮できる」という内容のアピールをしていたこと。

7月から8月といえば本州は連日猛暑、酷暑で、熱中症を防ぐために屋外での運動は止めるよう警告が出るくらいである。そんな中での五輪で、果たして選手は最高の力を発揮できるのか。また観客も大丈夫なのか。そこのところ、役人ではわからない、猪木議員は至極全うな質問をしたと思う。

・・・ただ、酷暑の五輪といえば北京もそうだった。また、今でも(一部の)日本人は我慢とか根性を美徳とする向きがあり、だからあんな夏の高校野球とか、芸能人の24時間テレビのマラソンなんかで感動を呼ぼうとする。

役所だっていわゆる体育会系が大勢いるわけだし、そんな酷暑など問題ない、むしろそんな状況だからこそ熱い感動のプレーが生まれるとか、松岡某あたりはここぞとばかり反論するだろう。

さすがに競技を早朝からするとか(マラソンなんかは朝の5時スタートとかね)、逆にナイターで行うという「配慮」はするのだろうが、多くは酷暑の下での競技になるだろう。

あくまでそうするのなら、やればいい。それで日本の体育会系とかスポ根論が世界から酷評され、ズタズタにされるのなら、むしろその方がプラスになるのでは・・・。
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