まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

阪神金本の背番号「6」が永久欠番へ

2011年12月26日 | プロ野球(バファローズ・NPB)

今朝のテレビを見ているとスポーツコーナーで、「デイリースポーツのみ伝えていますが」と前置きしたうえで、阪神・金本の背番号「6」が永久欠番に内定と伝えられた。

仮に永久欠番となったら、プロ野球では誰以来になるだろうか。最近では中日の立浪の背番号「3」が永久欠番になるかと言われていたが球団は森野につけることを打診したり(結局今年高卒で入団した中川という選手が3番を引き継いだが)、それこそ近鉄の鈴木啓示とか、広島の山本浩二、衣笠というところまでさかのぼるのかな。

まあ、金本がFAで広島から移籍してきて確かに2回のリーグ優勝には貢献したといえるし、全イニングでの連続出場の記録もすごいと思う。ただ、永久欠番となるくらい「チームの顔」であるかと聞かれると・・・・。

また、現役でやっている最中に永久欠番を決めるというのも早すぎるような。そこまで拙速にやる必要性がさほどあるとは思えない。引退してから決定したところで何か不都合があるのだろうか。

よくわからない。

仮にその選手を永く顕彰したいとしても、永久欠番という手法を取っていないケースが多い。先の鈴木啓示にしたところで「これは”近鉄”の永久欠番だから」として、球団合併後にオリックス・後藤が背番号1をつけることを了承したのはまた違ったケースとして、「特殊番号」という形でとっておくことが多い。オリックスの51(イチロー)、ヤクルトの27(古田)、広島の7(野村)など。また、現役中に不幸にも亡くなった場合で、オリックスの41(小瀬)、ソフトバンクの15(ダイエー時代の藤井)もその類。

阪神の背番号6といえば藤田平とか今度の監督の和田豊、もっとさかのぼれば戦前の景浦将といった歴代の名選手がつけているもの。仮にこれらを総合して永久欠番というのならわかる。ただ、「金本一人」と言われると何か違うような。そういう由緒ある番号というのなら、将来、それにふさわしい「ミスター・タイガース」が出てくればその選手に受け継いでもらったほうがいいのではないだろうか。

このことについては、さすがに阪神偏向の関西のマスコミも「もろ手を挙げて賛成」という感じで伝えていなかったし、阪神ファンの皆さんはどう思っているのやら。もう少し、そのあたりの話も聞いてみたいものである・・・。

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