まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

「北陸」、「能登」、いよいよ最終日か・・・。

2010年03月11日 | ブログ

3月に入り、先日から季節が冬に逆戻りしたかのような荒天になったりしたが、少しずつ春は近づきつつある。

春は出会いと別れの季節というわけでもないだろうが、このところ「毎年恒例」?となりつつある列車の別れがあるようで・・・。

13日のJRダイヤ改正にともない、その前日の12日限りで、上野と金沢を結ぶ2本の夜行列車、「北陸」と「能登」が廃止となる。「北陸」は寝台特急、「能登」は電車の急行である。

P3016365私は東京時代、「北陸フリーきっぷ」も利用して「北陸」の「ソロ」で富山・金沢方面を訪れたことはあるが、「能登」にはついぞ乗る機会がなかった。「ムーンライトえちご」あたりで北を目指す時に、深夜の高崎駅で「能登」を先に走らせるために出迎えて写真を撮った程度。サロンカーのようなところに荷物を広げて酒盛りをしていたり、自由席などは前の席の向きを変えてボックス席をこしらえたりという光景が見られたのを覚えている。

P5031796明日夜の上野駅や金沢駅などはさぞやごった返していることだろう。それにしても最近、こういう「最終運転」に押しかける人の数も年々増えているのではないかと思う。私も急行「銀河」が廃止になった時に、最終列車が到着した朝の東京駅に出迎えに行ったことがあるのだが、最近のキ〇ガイの暴走やら報道のエスカレートぶりからして、混乱に拍車をかけるのは必至だろう。報道関係者およびライターを称する人たちは、大いに彼らの暴走、醜態や常識を逸した行動をあからさまにして、世間の笑いものにしてほしいところである(自身が笑いものになるかもしれませんが)。

まあそういう人たちのことはさておくとして、夜行列車の趣というのを味わえるのは本当にごくわずかなことになった。私としても何とか機会をつくりたいところなのだがなかなか・・・・。

さて、こういう別れの一方で、新たな誕生というのもある。横須賀線・湘南新宿ラインに武蔵小杉の新駅ができるとか。ちょうど同線と新幹線が並走するあの区間にあり、南武線、東急との接点として今後ますます発展が期待されるとか。

今度の週末にその新駅を訪れることになる。当面は仮設駅のような形での開業とのことだが、川崎市のあの辺や東急沿線の人たちにとっては新幹線が近くなるポイントではないだろうか。そういうところも実感してみたいものである・・・・。

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