にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

パイオニアスピーカーS9500

2005年11月04日 | オーディオ
 25年位前に購入。定価108,000円也。(1本)
 国産スピーカーの金字塔となったヤマハNS1000を打倒すべくパイオニアが物量を投入して開発したもの。
ウーハーは33cmのカーボングラファイトコーン、「EBD(Electronic Bass Drive)」方式の搭載、これは,ウーファーのボイスコイルが2系統あり,フルレンジボイスコイルの他にローレンジボイスコイルにも専用のEBDネットワークから一定周波数以下の音声信号を送り,2重ドライブさせるもので,エンクロージャー容積の約2倍にあたる低音域再生を狙ったものでした。 (電気信号で低音増強していただけですな)
ミッドは大型ベリリウムドーム、高域はパイオニアご自慢のベリリウムリボントゥイーターを重量45㎏もある箱に収めたものでした。
 
NS1000をじっくり聞いた事ないですが、どう見ても豪快な低音は出そうにないですよね。
その点こいつは低音もぼんぼん出るし、高域の伸び切れもあるしNS1000には勝ったと勝手に思い込んでました。
(別に対抗心あったわけではないですけど)
 でもドンシャリスピーカーではなかったです。割と透明感のある端正な音でした。繊細なリボンに高音任せてたせいか、高域はちょっと弱く感じることもありました。
 
20年間、10回の引越しに耐え、アルテックに変わるまで私の前半生のメインスピーカーとして働いてくれました。いまも長男の部屋にあり鳴りますが、片側ウーハーが割れ(カーボンって欠けるのね)、高音が貧弱になってしまった。(ユニットそのものかネットワークの劣化?)
 アンプも良かったし、私にとってパイオニアというメーカーは品質、価格、性能、耐久性すべてに最高のメーカーです。
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